ブラインド・ホライズン

劇場公開日:

解説

過去を失った男が記憶の断片から大統領暗殺計画の存在を確信し、その阻止に奔走するサスペンス・スリラー。主演は「バットマン・フォーエバー」のヴァル・キルマー。共演に「バレエ・カンパニー」のネーヴ・キャンベル。。監督は、マドンナのビデオなどを手がけるCM、ミュージックビデオ界の精鋭ディレクター、マイケル・ハウスマン。

2003年製作/99分/アメリカ
原題:Blind Horizon
配給:ギャガ
劇場公開日:2004年10月23日

ストーリー

メキシコ国境近くニューメキシコ州の砂漠で、ひとりの男(ヴァル・キルマー)が頭を撃たれて倒れていた。病院に運ばれ、意識を取り戻した男は、自分の名前さえ思い出せない記憶障害に陥っていた。ときおりフラッシュバックする記憶の断片…。大統領が選挙遊説でテキサスを訪れたニュースを見たとき、記憶の断片がひとつの可能性を告げる。「この町で大統領が暗殺される!」その陰謀を知ったために自分は殺されかけたのではないか…? 保安官のジャック(サム・シェパード)と助手のキャッシュは、それを当然ながら妄想だと考える。第一、大統領がこの小さな町ブラックポイントに来る予定など全くなかった。男の婚約者だというクローイ(ネーヴ・キャンベル)が現れる。彼女によれば、男の名はフランク・キャバノー、シカゴ国税庁の職員。ふたりはメキシコへ行く途中だったという。ジャックは、クローイがなぜもっと早くフランクを捜さなかったのか疑念を持つ。決行3日前―退院したフランクは、TVの音が漏れる隣の213号室に奇妙な感覚を覚えた。彼の所持品は、”ランバス”という文字とポケベルらしきナンバーが書かれたカードのみ。そして、ふいに浮かび上がった新たな記憶。それは、大統領をライフルで狙うポイントの位置関係。彼は、大統領暗殺計画の存在を、新聞記者レイノルズに話すが、やはり彼も取り合わない。そんなとき、フランクは見知らぬ男から「キャッシュが届く」と書かれたメモを渡される。決行48時間前―フランクの部屋にスターリング(レオ・フィッツパトリック)と名乗る男から電話がかかってくる。呼び出されるまま、映画館におもむき、新しいカードを受け取るフランクだが、スターリングのことを知らないと言った途端、激しく殴られ、気を失う。フランクが落としたカードを、彼のものとは知らずに手にした看護師リズ(エイミー・スマート)は、そこに書かれた情報から5百万ドルのスイス銀行の口座を見つけ出す。夜、リズはフランクに会い、「明日、一緒に町を出て人生をやり直さない?」と誘う。意識不明だった彼を献身的に介護してくれていたリズの言葉に、フランクは心が動くのを感じる。その頃、ハイウェイでは謎のタンクローリー炎上事故が発生、選挙遊説中の大統領一行がそこを迂回せざるを得なくなり、急遽、明日の正午、ブラックポイントの町に大統領が立ち寄ることになった。フランクの警告が現実味を帯びてきたことに驚く保安官ジャック。またジャックは、1枚の写真からクローイがある嘘をついていたことに気づく。一体、何が真実で何が嘘なのか!? 誰が味方で誰が敵なのか!? そしてフランクは何者なのか!? 町では、人々が広場に集まり、音楽が流れ、大統領の歓迎準備が着々と進んでいた…。フランクはホテルに駆け戻り、心にひっかかっていた213号室のドアを蹴破る。その中に彼が見たものとは。

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