キャンプ

劇場公開日:

解説

ミュージカル俳優養成のためのサマー・キャンプに集うアメリカのティーンエイジャーたちを描いた青春ドラマ。監督・製作・脚本はこれが監督デビューとなるトッド・グラフ。音楽(オリジナルスコア)は「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のスティーヴン・トラスク。作曲は「フェーム」「夢の降る街」のマイケル・ゴア。振付は「私が美しくなった100の秘密」のジェリー・ミッチェルほか。出演は「ズーランダー」のダニエル・リタールなど、一般公募で募集した新人たちを中心に、音楽プロデューサーのドン・ディクソン、ミュージカル界の巨匠スティーヴン・ソンドハイムほか。

2003年製作/111分/アメリカ
原題:Camp
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2004年6月5日

ストーリー

落ちこぼれやはみ出し者たちが集まる、俳優養成キャンプの夏がやってきた。いじめられっ子のゲイのマイケル(ロビン・デ・ジーザス)、モテない女の子エレン(ジョアナ・チルコート)、肥満のために父親から過食防止の顎ワイヤーを嵌めさせられているジェンナ(ティファニー・テイラー)、ゲイにしかモテないディー(サシャ・アレン)、女王気分のジル(アラナ・アレン)と彼女に奴隷のように仕えるフリッツィ(アナ・ケンドリック)などなど。そんな中、爽やかでハンサムな少年ヴラッド(ダニエル・リタール)が登場し、マイケルとエレンの心に恋の炎が点火する。キャンプ3日目に、教師のバート・ハンリー(ドン・ディクソン)が遅れて到着。彼は元売れっ子で、今はアルコール中毒に陥っている落ち目の作曲家だった。朝から晩まで続くレッスンの一方、ヴラッドをめぐる恋愛バトルも進行中。ジルが自分の部屋に彼を誘い込んで肉体関係を持ってしまったため、エレンが嫉妬したりも。そんな中、両親に無視されて落ち込んでいたマイケルの誕生日パーティーが開かれる。心の荒んでいたハンリーは、グチを吐いてそのパーティーをぶち壊してしまうが、ヴラッドたちが彼の書いた新曲を演奏しているのを見て、再びやる気を起こした。そして慈善公演の日。ジェンナが両親の前で素晴らしい歌を披露し、最高の舞台となった。終演後、ヴラッドとエレンとマイケルは互いの友情を確かめ合いながら、3人で夜の湖で泳ぐのだった。

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