ピニェロ

劇場公開日:

解説

実在したニューヨーク在住プエルトリコ人のアーティスト、ミゲル・ピニェロの半生を描く伝記映画。監督・脚本は「シュガー・ヒル」のレオン・イチャソ。音楽はプロデューサーとしても知られる人気ミュージシャン、キップ・ハンラハン。出演は「ケイティ」のベンジャミン・ブラット、「モンキーボーン」のジャンカルロ・エスポジート、「バリスティック」のタリサ・ソト、「四季」のリタ・モレノほか。

2003年製作/95分/アメリカ
原題:Pinero
配給:メディア・スーツ
劇場公開日:2004年1月31日

ストーリー

移民の子として育ったミゲル・”マイキー“・ピニェロ(ベンジャミン・ブラット)は、麻薬と窃盗を繰り返す毎日を送る。ストリートの言葉で詩的な表現をする彼は、仲間の勧めで服役体験を基にした戯曲『ショート・アイズ』を執筆。これが発表されるとセンセーションを巻き起こし、トニー賞6部門にノミネートされる大成功を収めた。どん底からスターに這い上がった彼だが、ショー・ビジネスの世界は彼にとって居心地が悪かった。彼の母(リタ・モレノ)と、恋人である新進女優のシュガー(タリサ・ソト)は、トラブルを起こし続けるピニェロを見守るばかり。そんなある日、ピニェロが兄として慕う大学教授のミゲル・アルガリン(ジャンカルロ・エスポジート)から、ニューヨークの文化コミュニティを作ろうと話を持ち掛けられ、2人はニューヨーク・ポエッツ・カフェを創設する。サルサの情熱的なリズムに乗せて、ピニェロはそこでポエトリー・リーディングなどを行なう。しかし1988年、ピニェロは肝臓を悪くして亡くなってしまうのだった。

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