天使の肌

劇場公開日:

解説

一夜を共にした男女がそれぞれ自身を再生させていく姿を描いたラヴ・ストーリー。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」などの俳優として知られるヴァンサン・ペレーズ。共同脚本はこれが長編デビューとなるカリーヌ・シラ(出演も)と、「ルーヴルの怪人」のジェローム・トネール。撮影は「男と女、嘘つきな関係」のフィリップ・パヴァン・ドゥ・セカティ。出演は新鋭のモルガン・モレ、「ポーラX」のギヨーム・ドパルデューほか。

2002年製作/85分/フランス
原題:Peau d'Ange
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2003年10月25日

ストーリー

田舎を出て街に働きに出た少女アンジェル(モルガン・モレ)は、母親を亡くしたばかりという青年グレゴワール(ギヨーム・ドパルデュー)と出会い、彼に誘われるままホテルで初めて男性と一夜を共にする。グレゴワールにとってそれはただの慰めの一時だったが、アンジェラは彼を運命の男だと信じ込む。彼女は、グレゴワールがグルニエ製薬会社の社員だと知り、同社に勤めているフェーヴル氏(オリヴィエ・グルメ)の家に住み込みで働くことにする。ところがフェーヴル氏が殺人事件を起こし、アンジェルは共犯だと思われ逮捕、刑務所に入れられた。一方、グレゴワールはグルニエ社長(ローラン・テルズィエフ)に巧く取り入り、彼の娘ロール(カリーヌ・シラ)と結婚。しかしアンジェルが自分のことを知っていると聞いて驚き、刑務所に面会に行く。そのあと、フェーヴル氏が自供してアンジェルは釈放。刑務所の隣の修道院で働き、まもなく死んでいった。グレゴワールは妻が妊娠して愛に目覚め、母の墓参りに出向くのだった。

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