ミルクのお値段

劇場公開日:

解説

自然の美しいニュージーランドの牧場で、結婚を目前に控えた幸せな男女が、その愛を妖精達に試され、翻弄される、大人のためのファンタジックなラブストーリー。プチョン国際ファンタスティック映画祭2001グランプリ作品。監督は「TOPLESS」のハリー・シンクレア。プロデューサーは出演は「サイアム・サンセット」のダニエル・コーマック、「ロード・オブ・ザ・リング」のカール・アーバンほか。

2000年製作/87分/ニュージーランド
原題:The Price Of Milk
配給:巴里映画
劇場公開日:2002年2月16日

ストーリー

ニュージーランド。ルシンダ(ダニエル・コーマック)は、美しい緑の谷間の牧場に、恋人のロブ(カール・アーバン)と幸せいっぱいに暮らしている。しかし、お気に入りのキルトが妖精達の仕業でなくなったことから、何が1番大切なものなのかわからなくなってしまう。この幸せがこのまま永遠に続くのかどうか心配になり、親友のドロソファラ(ウィラ・オニール)に相談する。ドロソファラは、ロブの愛が揺るがないか試すようルシンダをそそのかす。ルシンダは売り物のミルクの中で泳いだり、キルトを取りかえすためにロブの牛を売り飛ばすなど、破滅的ないたずらをしかけてしまう。牛を売られたロブはショックで声が出なくなり、彼女の元を去る。失った愛の大きさに気付いたルシンダは、彼を影ながら支えようと、自分が妖精のフリをして、彼の身の周りの世話をこっそりと行う。しかし、落ち込むロブをドロソファラが誘惑するのだった。結婚式を挙げたロブとドロソファラに、ルシンダはライフルを向けるが、撃つことはできないで悲しむ。ドロソファラの嘘を知ったロブは、ルシンダの元に戻ってくる。そして、2人はお互いの大切さを心から知り、幸せになるのだった。

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