燃えよドラゴン

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

香港の伝説的アクションスター、ブルース・リーのハリウッド進出作で、世界中にカンフーブームを巻き起こしリーの代表作となった傑作アクション。

香港の裏社会を牛耳るハンは、自身の所有する島で3年ごとに武術トーナメントを開催していた。少林寺で修行する武術の達人リーは、その島で行われている麻薬製造密売の内情を探るためトーナメントに出場するよう秘密情報局に依頼される。かつて妹がハンの手下に殺されたことを家族から聞かされたリーは出場を決意し、島へ乗り込んでいく。

2023年にはワーナー・ブラザース創立100周年記念と製作50周年、ブルース・リー没後50年にあわせて「燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスター」として期間限定上映。

1973年製作/99分/G/香港・アメリカ合作
原題:Enter the Dragon
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2023年11月23日

その他の公開日:1973年12月22日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1973, 1998 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

映画レビュー

3.0失われし刻の彼方に

2024年4月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 どれほどのパロディが作られたのか、数え挙げたら終わらないほどの名品。ただ私が驚いたのは、まずオープニング。はからずも、当時の香港の空気を切り抜いた映像。かつて彼の地は、出世するのも、自由。落ちぶれるのも、自由。運と実力と野心が渦巻く、カオスだったそうです。(今、そんな自由はなく、あるのは統制と抑圧だけのようですが…。)貿易と金融の覇者もいれば、その日暮らしの水上生活者も、多かったとか。何の説明も無しに、そんな混沌に漕ぎ出す小舟…。

 良くも悪くも、当時の欧米の方が、アジアをどう見ていたのかが、良く分かります。あの、お相撲さんの登場シーンは、何?。外国から見た相撲って、あんな風に見えるの?。
 考えようによっては、この映画そのものが、「映像の世紀」。本作は、エンタメ映画の域を超えた、文化史に名を残す記録映画かも。西洋から見た東洋が、そこあります。

 ま、そんな御託はともかく、そこに光輝く、リーさまがいる。私達の知らない武術を駆使し、見据える眼差しの先には、何があると思います?。別にリーさまが、世界平和だの、隣人愛を込めて詠春拳を繰り出した訳ではありません。ただ、頑張ったら、頑張ったなりの(個人差はありますが)、未来が、その先にある。何故か、そう思える輝きが、あの時代にはあったような気がします。
 もちろん、あの頃より機械は進歩し、便利になりました。ただその便利さに振り回されている側面も、否定できません。リーさまが見据えた未来、私達は、受け継いでいるでしょうか。都合の悪い情報だけを集めて、諦めの理由にしていないでしょうか。

 こんな時代だからこそ、改めてリーさまの、たぎる思いに触れてみては如何?。何時だって、リーさまは、皆様の訪れを受け入れてくれる。そして、皆様の裡に秘めた思いと手合せしてくれますよ。手加減なしで、ボコボコにされるかも知れないけど。

 「グランド・マスター」
 あの絵画的映像は、アクション映画の、1つの到達点だと思います。それと、劇中に描かれたイッブ・マンの思い。その思いを受け継ぐ少年の瞳…。時系列が逆さまになりますが、「グランド…」が、到達点なら、「燃えよ…」は、そう、原点です。併せご覧下さい。

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機動戦士・チャングム

4.5無敵すぎて痛快 !

2024年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

説明はいりませんよね。
とにかくブルー・スリーのアクションがカッコいい!
これほどまでに無敵だと痛快です!

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光陽

4.0初めて観たが

2024年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

ブルース・リーの動きを観る映画だと思った。
音楽も有名、よく聞く曲。
有名なフレーズ(考えるな…)は、割と早めにサラッと出てきた。

ローパーのスーツケースには何が入っているのかな?
アメリカ?にいられなくなったから、全財産を持って旅をしているのか。

地下の牢屋に入っていた人は、牢の中のときは年寄りばかり見えたのだが、出てきた人たちは
若い人ばかり。若くなければ、戦えないからなのだろうが。

ハンは年寄りすぎて、リーの相手にはなりそうもないが。
しかし、趣味の悪いボスである。

鏡の間の闘いは、その後の映画にたくさんオマージュされているのだろう。

ブルース・リーの相手となる、ジャッキー・チェンなどがわからなかった。
何度か観ないとだめだな。

午後ロー 録画視聴

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myzkk

4.0やはりブルースリー

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア
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