ホラー・ワールド

劇場公開日:

解説

ハリウッドが生み出した恐怖映画の名シーンを52本の作品から網羅したホラー映画の集大成。製作・監督・脚本はタイム誌の映画評論家として名高いリチャード・シッケル、共同製作はボルニー・ハワード、撮影はフランク・サッカリー、音楽編集はフレッド・プライアー、編集はロバート・ケイゲイとダグ・ロバートソン、美術はレイモンド・A・ブラントが各々担当。出演はベラ・ルゴシ、オットー・クルーガー、ロン・チャニー父子、ピーター・カッシング、ボリス・カーロフ、エルザ・ランチェスター、ゲイルハニカット、アンソニー・パーキンス、ロッド・テイラー、ティッピー・ヘドレンなど。

1979年製作/87分/アメリカ
原題:The Horror Show
配給:東宝東和
劇場公開日:1981年7月18日

ストーリー

恐怖映画の数々を紹介するのは「サイコ」で主演したアンソニー・パーキンス。まずは「キング・コング」などに混って「ザ・カー」などの新しい映画も紹介される。ブラム・ストーカーの小説に出てくるドラキュラは、1922年にドイツで作られた「ノスフェラトゥ」が最初の映画登場だが、30年にハリウッドで映画化された時にドラキュラに扮したベラ・ルゴシが登場。さらにロン・チャニー・ジュニア、クリストファー・リーなどが扮するドラキュラが続々登場する。31年に「フランケンシュタイン」が作られてからは、たちまち怪物映画の人気キャラクターとなり、ボリス・カーロフ、エルザ・ランチェスターなどが人気を博す。これらのモンスターものも50年代に入り原子力と宇宙開発の影響で変化してくる。「宇宙水爆戦」の昆虫怪物ミュータント、「ハエ男の恐怖」「縮みゆく人間」などが生まれる。そしてホラー映画を語るうえで忘れられないのはアルフレッド・ヒッチコックの作品だ。「サイコ」の有名なバス・ルームでの殺人シーン、「鳥」の鳥が人間を襲う恐怖シーンを映画は捉える。そして最近の「ジョーズ」。「悪夢は終わった。恐怖をはらいのける唯一の武器は人間の強い心、知性である」と案内役のアンソニー・パーキンスが結んで映画は終わる。

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