劇場公開日 1993年7月24日

フォーリング・ダウンのレビュー・感想・評価

全14件を表示

アメリカ人のイラつきの原因がてんこ盛り

2023年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

マイケル・ダグラスのリスキーな映画。人種差別主義てんこ盛り。マイケル自身が述べているように、出演オファーが来たときは出演を躊躇したそうな。あまりにも危険すぎる内容だったとのこと。アメリカ人の黒人や韓国人に対する見方って、こんな感じなんだろうな、と感じたけどね。保守的米国人が古き良き時代と、徐々に変化する社会の変化の狭間で、不安とストレスを感じ、見かけ上は人種平等とかきれいごと言ってるけど、良き時代の米国人の心底ではマイケルのような湧き上がる差別意識、保守的思想が強いのだろう、と感じました。国に尽くしてきたが無視され、ただ単に家に帰るだけだったのが、いろいろ邪魔が入り、それさえも自由にならないのか、イラつくばかりの主人公。度々起きる白人による集団銃撃事件の犯人には主人公と似たような心情に陥っているのではないかと感じましたね。

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kio

3.0恐るべし執着心

2023年5月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怒りのキッカケって何でも良いのかも。
「こうじゃないとダメ」という人間はいつか暴走する。
大概、「人に迷惑かけちゃいけない」と自分本位で生きてる奴ほど他人に迷惑かけてる。

目的のためなら手段選ばない…
マイケルさん迫真の演技でした。

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yuu

4.5たまにはこういう日常で起こりそうな映画もあり

2022年5月31日
スマートフォンから投稿

評価が高いだけあって最後までスムーズに見れた。
もう一度みてみたくなる感じ。

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うる

4.0スカッとアメリカン

2021年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

けっこう面白かったです。
時々イラっとする出来事があって我慢した時に、たまに脳内で暴れたりすることを想像したりします。しかし、この主人公は我慢せずにめちゃくちゃに暴れてくれるので、ある意味スカッとする映画です(もちろん実際にこんなに暴れてしまうのはダメですが)。

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光陽

4.0角刈り頭のマイケル・ダグラス

2019年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 角刈り頭のマイケル・ダグラス。渋滞の中、車中にいるハエや周りの騒音に我慢できなくなって、運転席に座る彼は徐々にイライラ感を増してゆく。放置車両は白バイ警官と、偶然居合わせたその日が退職である刑事(デュヴァル)と床材屋が押し出した。

 コンビニで両替しようとした彼は韓国人店主と諍いを起こし、そのまま商品を破壊してゆく。完璧なWASP。白人至上主義。最初はバットだったが、不良どもに襲われてからは彼らが持ってた銃で暴れる。別れた妻は“短気”と言っていたが、そんなもんじゃない。キレまくった男だ。ハンバーガーショップ、公衆電話、次々と破壊。しかし、途中までは人を殺さなかった。

 過激になったのはホモ嫌い・女嫌いの軍払い下げ武器屋店主のせいだ。考えてみれば、貧困、失業など色んな社会の矛盾の中ではイライラしてしまうことが多いのだろう。店の態度なども、こっちが見ててもイライラくるものがあったけど、普通は紙一重のところで理性が働くもの。凶器を持っていたら、その一重が破られることにもなるのかもしれない。

 イライラさせるといえば、デュヴァルの妻の電話もイライラ・・・ラストで大活躍するデュヴァル刑事だが、一人娘が2歳のときに亡くなってることもあって、感慨深いものがあった。それにしても、西部劇のように早撃ち対決を仕掛けるマイケル・ダグラスが水鉄砲で勝負を挑むなんて、やっぱり生命保険のおかげかな・・・

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kossy

3.5後半のまともな展開にちょっとがっかり

2018年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まず魅力的な設定。少しずつ日常から外れて行き、狂気になだれ込んでいく。微妙な違和感を引きずったまま。ただ、完全に犯罪者となってからは、絶妙なアンバランス加減も失せて、刑事に追われるだけではある。精神異常者というより存在感がキラー過ぎる感じ。
ダグラス君だと、芯がありすぎて「危うさ」はちょっと出なかった、という印象。前半の方向感のなさが素晴らしいだけに、後半のまともな展開にちょっとがっかりする。

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okaoka0820

2.0世の中じゃない、自分のせいだヨ

2018年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

離婚され娘には会えず職も失い人生ドン底な男が世の中に対する怒りから過ちを犯すお決まりパターン。

この主人公みたいなのが現実に理不尽な犯罪や殺人を犯してしまうのは世界共通な感じもする。

間違った事柄にハッキリとモノを言い正すみたいなワザとらしい演出に脚本と共感も出来ずに自分が悪いのに逆恨みのような行動の数々に都合の良いラスト。

周りの同僚から小馬鹿にされながらも最後の事件に勤しむR・デュバルに相棒の不甲斐なさ!?

こんな過程があって人は理不尽に犯罪や殺人を犯してしまうんだ、みたいな。

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万年 東一

3.5結構みんなが思ってるけど口に出せないことを自暴自棄になったおっさん...

2017年3月19日
iPhoneアプリから投稿

結構みんなが思ってるけど口に出せないことを自暴自棄になったおっさんが大声で叫びながら家に帰ろうとする映画
まとめちゃうとこんな感じ
でも普通に面白い👍

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さしみ

4.0ストーリーはとてもいい!

2016年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

もっともっとドンパチやって欲しかった!今のハリウッドの流れで是非リメイクして欲しい作品。

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ローランド山

4.0家に帰りたい系アクション

2016年2月28日
iPhoneアプリから投稿

フォーリング・ダウンのストーリーは、何処にでもいそうな中年サラリーマンが、猛暑と渋滞と日々の生活に嫌気がさして、車から飛び出す所から始まります。

「俺は家に帰る!邪魔する奴は許さん!」

ぼったくり店ドーン!町の不良バーン!差別主義者許さねぇー!朝マックしない昼マックも許さねぇー!帰宅の邪魔する奴ァ全部敵!敵だオラァー!!!

そう、家に帰る為には時として、バットと銃、ナイフ、そしてバズーカが必要な時もある。マイケル・ダグラス演じる主人公D-fensが、行動を持って教えてくれるよ。

しかしそんな主人公の凶行を、黙って見ている警察じゃーない。
心配性の奥さんに振り回され、同僚からは退職前のイジメにあい、署長にはメッチャ嫌われてる禿げ上がりの苦労人警察官、プレンダガスト刑事が最凶にイカれた主人公を追う!

かたやストレスに超弱い、俺の邪魔する奴ァみな潰す!最凶短気主人公D-fens!!
対抗するは、ストレスに超耐える!今も未来も何の希望もないけれど、警察の職務は立派に果たす!最強窓際説得術、禿げ上がり刑事プレンダガスト!!

短気vs苦労人!!

一体勝つのはどっちだ!!!

ストレス社会全てに物申す!日々の生活に疲れた奴は、、、、この映画を観ろ!!!

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johnny774

3.5印象的なパッケージ

2014年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

楽しい

興奮

随分前にレンタル屋でパッケージをみて印象に残り、そのうち見ようと思っていたらテレビで放送があり鑑賞した。
思い出しながらのレビューになるが、とにかく痛快。普段なら我慢して素通りするような世の中の悪タレをガンガン退治してまわっていく。フィクションだから出来る事だが、痛快極まり無い。

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佐ぶ

4.0すごく面白かった

2013年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

興奮

知的

 ヤンマガに投稿して、初めてついた担当さんがお勧めしてくれてレンタルビデオで見たのが最初なのだが、当時は怒りっぽいおじさんがみんなの代わりに世の理不尽に怒りを爆発させてくれる痛快コメディみたいな印象だった。

 ところが改めて見たら主人公はメンヘラのストーカーの超危険人物だった。彼の狂気の背景を実家で母親に会って話を聴くなど非常に丁寧に掘り下げて描写していた。

 狂っている彼に対しても共感を覚えるような素晴らしい作りだった。そして何よりとても面白かった。

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吉泉知彦

4.5おもしろい

2012年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日常生活であるイライラを代弁するかのような作品。共感できるところもあり、イライラもここまで溜まると怖いですね。次々と武器がパワーアップしていていくまるでわらしべ長者のような展開は個人的に好きです。

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cure0101

4.0「ただの」サスペンス映画

2012年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

 要するに家族に見放され仕事はクビになり、すべてが嫌になった男の話である。サイコ・サスペンスとしてはかなりの秀作であり、見た人は必ずこの映画に釘付けだ。でも、1つ問題がある。どうやら監督は「社会のせいでこの男はおかしくなった」というテーマでこの映画を描いたらしい。そんなわけ無い。男を追う警官を演じるデュヴァルもこう言っている。「社会のせいだとしても君の行動は正当化できない」と。この映画で描かれるのはあくまでも、狂った男の「危険な帰宅」の話なのだ。ただしサイコな男のサスペンスとしては最高級の出来である。
(11年4月6日)

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キューブ