ダンテズ・ピークのレビュー・感想・評価
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もう一つ何か欲しかった
ピアースブロスナンとリンダハミルトンによるパニックムービー。
流石に今見るとVFXには粗が感じられるものの、溶岩や噴火の感じは良くできていています。
また、噴火で湖が酸になるのには驚きでした。
ただもう少しストーリが欲しかったですか、全体的に少し単調さを感じてしまったのも確かでした。
とても真面目に作られているので、個人的にもう一つ何か欲しかったですね。
ラフィ〜
コレぞパニックムービーのお手本的映画ですな。当時の最新VFXを駆使した映像は迫力満点で、ストーリーも余計な話を挟む事なく進み、エンディングまでノンストップ。最後まで飽きないで物語の中に入り込む事が出来る数少ない映画の一つ。観終わった時、家族が助かって良かったと素直な気持ちになれる。しかし、天の邪鬼な自分は一応突っ込んでおきたい。ブロスナンのようなセクシーな地質調査員はまず居るわけがない。また、リンダハミルトンは年取ったメグライアンにしか見えない。
色あせない正統派パニック映画
ピアース・ブロスナンとリンダ・ハミルトンが共演したディザスターパニック映画。
同じく噴火を映画にしたものといえば「ボルケーノ」や「ポンペイ」等がありますが、こちらは最もシンプルかつ正統派な作品。
ボルケーノと全く同じ年に制作されたのは何かの因縁なのか何なのか…?💧
巨大噴火に襲われた町から脱出をするわけですが、90年代の映画なのでもちろん近年のような凄まじいCGがあるわけではありません。
しかし映像の魅せ方が良くて緊迫感はかなりのもの。
特に火山が本気を出した時の、火砕流噴火のシーンは手に汗握るほどでした。
こういう映画にはお決まりの足を引っ張る上司が、どこか憎めない存在なのも○
もう少し盛り上げた方がいいのになぁ というシーンがあったり、最後にもう1シーン続きが欲しいなぁ という部分もありますが、総じてかなり楽しむ事ができました✨
ターミネーターシリーズの強い女性のイメージがあるリンダ・ハミルトンですが、今回は可愛らしい女性町長さんというところも見所(^^)♪
時代をまるで感じない災害パニック映画
劇場公開当時からの、再鑑賞。
米国での地震や噴火についてあまり聞くことのなかった当時。
単なるパニック映画かと思っていれば違った。
けっこう真面目で本気な一本。
とにかく主役であるところの自然や、その荒れ狂う災害描写がよくできている。
二十年以上前の作品とは思えない。
加えていきなり噴火、パニック、ではなく、
段階を追って危機が訪れるシナリオに、
映画ゆえ端折られているとはいえ、
しっかり科学的な検証が入っていることがうかがえ、説得力も。
一面、灰に覆われた街や極めつけの火砕流は、劇場鑑賞当時、雲仙普賢岳の噴火もあったことからなおさらリアルに感じられた。
それは再鑑賞した今でも変わっていない。この仕上がり加減は本当にすごい。
安全を過信することなく危機には素早く対応。
教訓としてはもってこいで、
家族愛や、たたみかける危機からの脱出劇というノンストップの娯楽要素さえ盛り込まれた本作は、いまだ十分リアルで、いや災害の多い今だからこそ既視感に溢れ、満足できる隠れ良作だった。
ターミネーターで強い女を演じるリンダ・ハミルトンが、きゃあ、きゃあ、怖がっているのを見るのも面白いし、ジェームス・ボンドよりも頼れる気がするピアース・ブロスナンの演技もよい。
90年代を考慮して観るとかなりの出来。
災害系のディザスタームービーの中ではCGも決して安っぽくなく、後から付け足した様な違和感で興醒めする事は無い。
火山性の『地震』から始まり、『噴火』『溶岩』『土石流』『噴石』がこれでもかと襲い掛かってくる。遠くない未来の日本・関東でも十分起こり得る恐怖の疑似体験。
ストーリーとしては至極ありがちではあるが、正常性バイアスからのパニックという王道をしっかり丁寧に観せてくれる。
ルースの年寄りならではの頑固さ。ポールの責任者・学者としての意地。あの状況下で絶妙なタイミングで良いアクセントになっており、脚本に拍手。
逃げ切れる状況ではない突っ込みどころは多々あるが、基本を抑えているので十分に楽しめ、数少ない伏線も回収しての安心のエンディング。危機的状況下では、些細な事でも生きる希望が重要と教訓。
ピアース・ブロスナン&リンダ・ハミルトンという名優による思わぬ秀作。
後半の映像はどれなりに凄い!!
特に面白くは無いですが、日曜洋画劇場を観ているような懐かしい気分になりました。災害ものは決まって災害部分とドラマ部分のバランス感覚が気になりますが、どちらも可もなく不可もなくという印象です。主人公はあまり専門家っぽくないです。後半はそれなりに凄い映像が撮れていますが、人が巻き込まれたりはしないので物足りないですし、前半がダラダㇻし過ぎた為、没入できず勿体ないです。最初からこの感じだと、緊張感が続いて格段に良い映画になったと一瞬思いましたが、ラストも皆z全然疲れておらず、かなり安っぽいです。
せっかくの地質学者と市長のコンビなのに。
ダンテズ・ピークの噴火を描いたパニック映画です。派遣された学者と女性市長とその子供が、噴火からの危機を乗り切るために奮闘するストーリー。
90年代の作品ですからVFXは未熟ですが、それでも噴火と噴火に伴う災害シーンは迫力がありました。
溶岩流、雪解けによる濁流等々、要所々々非常に良く作られていて、緊迫感を感じます。
ただ、折角の地質学者と市長の組み合わせなのに、自分達が逃げ回る作品になってしまったのは、映画としては少し残念に感じます。
市民全体を守る、助けるための動きがあったら、より良かったように思えます。
CGとはいえリアルな映像が良い。 オーソドックスな災害もの。「熔岩...
CGとはいえリアルな映像が良い。
オーソドックスな災害もの。「熔岩か上等だ!」とか言ってタイヤ全部燃えてるのにもかかわらず車で乗り越えたりとかメチャクチャなとこもあるけれど、いたって真面目な作品。
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