ダウンタイム

解説

古い高層ビルのエレヴェーターに閉じ込められた男女の脱出劇を描く密室サスペンス。監督は「キリング・タイム」のバハラット・ナルルーリ。脚本はキャスパー・ベリー。製作総指揮は「クライング・ゲーム」のニック・パウエルと「マイケル・コリンズ」のスティーヴン・ウーリー。製作はリチャード・ジョンズ。撮影はトニー・イミ。音楽は「従妹ベット」のサイモン・ボズウェル。美術はクリス・タウンゼント。編集はレス・ヒーリー。出演は「背徳の仮面」のポール・マッギャン、「フィオナの海」のスーザン・リンチほか。

1997年製作／90分／イギリス
原題：Downtime
配給：アミューズ配給（アミューズ＝デジタル・メディア・ラボ提供）
劇場公開日：1999年2月20日

ストーリー

町外れの老朽化した高層ビルから幼い息子と飛び降り自殺しようとしたクリシー（スーザン・リンチ）は、元警官で心理学者のロブ（ポール・マッギャン）による説得で無事救出される。ところが翌日、心配になったロブはクリシーをそのビルに訪ねたが、ビルが不良少年の巣窟になっていることを知って怒る。エレヴェーターに乗っていたクリシーとロブを突如大事故が襲う。不良たちが最上階の制御箱に火をつけたせいで、エレヴェーターが落下したのだ。なんとか振り落とされずに済んだふたりは、ようやく止まったエレヴェーターから脱出を試みて、奮戦のかぎりを尽くすのだった。