グリム・ブラザーズ スノーホワイト

劇場公開日:

解説

誰もが知っているグリム兄弟の名作童話「白雪姫」を、1812年に発表された原典に忠実に、その残酷さと狂気の世界を再現したファンタジー・ホラー。監督は「インターセプター」のマイケル・コーン。製作は「ターミナル・ベロシティ」のトム・エンゲルマン。撮影は「嵐が丘」(92)のマイク・サウソン、音楽は「ケーブルガイ」のジョン・オットマン、美術は「ハマースミスの6日間」のジェマ・ジャクソン。主演は「コピーキャット」のシガニー・ウィーヴァーと「あなたが寝てる間に…」のモニカ・キーナ。共演は「恋の闇 愛の光」のサム・ニール、「マイアミ・ラプソディー」のギル・ベロウズほか。

1997年製作/100分/アメリカ
原題:Snow White
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
劇場公開日:1997年10月10日

ストーリー

1493年、ドイツの鬱蒼と生い茂る森の外れ。フレデリック・ホフマン男爵(サム・ニール)と妊娠中の妻リリアナ(ジョアンナ・ロス)は、馬車の事故で雪の中に投げ出され、彼女は瀕死の重傷を負ってしまう。死期を悟った彼女は夫に懇願し、フレデリックは神の許しを請いながら、妻の腹を割き、自らの手で赤ん坊を取り出した。こうしてリリーは、この世に生を受けたのだった。そんな忌まわしい出生の秘密を知ることもなく、父親と献身的な乳母ナンナウの愛情を一身に受けたリリーは幸せに暮らしていたが、ある日、父フレデリックが再婚することになった。花嫁のクラウディア(シガニー・ウィーヴァー)は美しかったが、傲慢でナルシストで異常なほど虚栄心が強く、将来自分より美しくなると予感させるリリーに嫌悪感を抱いた。クラウディアには大切な宝物──みごとな装飾鏡台があった。それは誰にも見せたことがなかったが、ある日、好奇心にかられたナンナウが彼女の留守に覗いたところ、謎の死を遂げた。9年後、16歳になったリリー(モニカ・キーナ)はますます美しい娘に成長。そんな彼女に嫉妬心を募らせていたクラウディアだったが、フレデリックの子を身ごもって歓喜に震える。ところが、パーティーの席でリリーが亡き母の純白のドレスを着て現れ、あまりの美しさにフレデリックまでが自分を無視するのを見て、クラウディアはショックのあまり流産してしまい、しかも、二度と子供を生めない体になった。絶望する彼女と対照的に、ハンサムな青年医師ピーター(テイヴィッド・コンラッド)の求愛を受けてときめくリリーの姿を見て、クラウディアの嫉妬は完全な憎しみとなって燃え上がる。屈辱と喪失からいつしか狂気の淵へと追い込まれたクラウディアは、弟グスタフにリリーを殺し、その証拠に内蔵を持ちかえるよう命じる。だが、間一髪のところでグスタフの魔手から逃れたリリーは森の奥深くで7人の放浪者と出会う。彼らは野卑で恐ろしく見えたが、リーダー格の若者ウィル(ギル・ベロウズ)はリリーを守ろうとする。その頃、リリーが生きていることを知ったクラウディアは怒りを爆発させ、自らの弟も呪い殺す。そして、彼女は弟の心臓から毒リンゴを作り、老婆に変身してリリーに与え、それを食べたリリーの心臓は止まった。彼女が埋葬される寸前、ウィルがリリーを棺から抱き上げると彼女は毒りんごを吐き出し目覚める。リリーはピーターと共に屋敷に戻り、ウィルもその後を追って屋敷にたどり着く。屋敷では儀式のためクラウディアがフレデリックにナイフを突きつけようとしていた。屋敷内に入った3人だが、リリーとウィルは狂犬に襲われ、先行したピーターは窓から突き落とされ死ぬ。瀕死のフレデリックを見つけたリリーとウィル。リリーはウィルに父を預け、単身クラウディアを探し回る。そして今や魔女の正体を現したクラウディアと対決する。鏡の中のクラウディアに剣を突きたてると、現実の彼女は醜く老いさらばえて炎の中に消えた。生還した3人に雪が静かに降り注ぐ…。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0アウトローな7人の小人

2020年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

2.0これぞグリム童話

2013年10月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

個人評価:45点
ポイント:[妨害][変態][奇妙]

私は昔からディズニー映画が好きで、そこからグリム童話にも興味があり勉強していた事があるのですが

元々奇妙で、気色の悪いストーリーなので、その雰囲気を壊していないのがgoodです♪

途中から非現実的な世界になってしまい、この雰囲気なら現実的に結末を向かえた方が個人的には良かったな~と残念です

7人の小人はイメージ通りで、とても好意をもてました!

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