スター・トレックVI 未知の世界

劇場公開日:

解説

人気SFシリーズの第6弾。今回は地球連邦と宿敵クリンゴンとの和解交渉を描く。監督は「ロシアン・ルーレット」のニコラス・メイヤー。彼はシリーズ第2作の監督と第4作の脚本も務めている。脚本はメイヤーとデニー・マティン・フリン。原案はレナード・ニモイ、ローレンス・コナー、マーク・ローゼンタール。ニモイは今回、エグゼクティヴ・プロデューサーも兼任している。撮影は「ロケッティア」のヒロ・ナリタ、音楽はクリフ・エイデルマンが担当。シリーズ生みの親ジーン・ロッデンベリー昨年の死去を悼み、冒頭“For Gene_Roddenberry”とオマージュが捧げられている。視覚効果はILMが担当。

1991年製作/アメリカ
原題:Star Trek VI: The Undiscovered Countny
配給:パラマウント映画=UIP
劇場公開日:1992年2月29日

ストーリー

時は23世紀。惑星連邦の宿敵クリンゴンの月プラクシスが大爆発し、その半分以上が吹き飛んだ。これによりクリンゴンの大気は汚染され、あと50年で惑星は滅びてしまう。そこでクリンゴン帝国宰相ゴルゴン(デイヴィッド・ワーナー)は惑星連邦に講和の申し入れをしてきた。連邦はゴルコンの護衛にUSSエンタープライズを指名し、カーク艦長(ウィリアム・シャトナー)以下乗組員がその任にあたる。しかしカークは我が子をクリンゴンに殺された恨みから、ゴルコンを信じることができない。そんな折、ゴルコンの乗る船が襲撃された。光子魚雷を発射したのは、なんとエンタープライズ!しかし、カークはそんな命令をした覚えはない。混乱の中、ゴルコンは何者かに暗殺され、カークとドクター・マッコイ(ディフォレスト・ケリー)はその犯人として流刑惑星ルラペンテでの終身刑を言い渡されてしまった。ゴルコンの娘アゼトバーは、父の遺志を継いで和平交渉の使者となる。一方エンタープライズ内では、ミスター・スポック(レナード・ニモイ)が事件の調査を開始。その結果、光子魚雷を発射したのはクリンゴンの透明偽装装置を備えたバード・オブ・プレイと判明。さらに惑星連邦内とエンタープライズ内にクリンゴンと結託して、和平交渉を防害しようとする者がいたことも分かった。カークらはエンタープライズに救出され、エクセシオールの協力を得て、アゼトバー暗殺計画を阻止。かくして惑星連邦とクリンゴンとの和平は成立し、宇宙に真の平和が訪れるのであった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第64回 アカデミー賞(1992年)

ノミネート

音響効果編集賞  
メイクアップ賞  
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フォトギャラリー

映画レビュー

5.0バランスが良い

2021年4月2日
iPhoneアプリから投稿

SF映画としては惑星間のゴタゴタを描いただけのものなので、スターウォーズのような壮大さはないのですが、とにかく作品として素晴らしいまとまりがあります。全編に渡って大人のユーモアがあり、物語の流れに残念な所がない。とにかくバランスが良く、スタートレックオリジナルメンバー最後の有終の美を飾るのにふさわしいといった感がありました。

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zippo228

4.0ずっと。

2018年9月6日
PCから投稿

カーク船長もミスタースポックもドクターマッコイもみんなずっとかっこいい。これが最後だと思うとなんだか物悲しい感じがします。

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ハワイアン映画道の弟子

3.5好き

2016年11月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

悲しい

79〜91年の旧シリーズはこれが最後で、振り返ってみるとこの6作目が一番好きかもしれない。

ストーリーも他に比べると良い方だし、カーク艦長の精神的成長を楽しむことができた。

最後のカークとマッコイの会話のシーンはジーンとくるものもあった。最後まで見てよかった。

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