ショーガール

劇場公開日:

解説

弱肉強食のショー・ビジネスの世界で、トップ・ダンサーを夢見るヒロインの奔放で逞しい生きざまを描いたドラマ。大胆で過激な性と暴力の描写が波紋を呼び、全米ではR指定を上回る17歳未満の入場を禁じる〈NC-17〉作品に指定された。監督のポール・ヴァーホーヴェン、脚本のジョー・エスターハス、エグゼクティヴ・プロデューサーのマリオ・カサールは、やはり性表現が話題を呼んだ「氷の微笑」のトリオ。撮影は「ロボコップ」「トータル・リコール」に次いで監督と組むジョスト・ヴァカーノ。音楽はロックバンド〈ユーリズミックス〉出身で、「フラットライナーズ」などの映画音楽を手掛けているデイヴッド・A・スチュワートがスコアを書き、U2、デイヴィッド・ボウイ、元プリンスなど多くのアーティストの曲が全編に流れる。絢爛たる美術はアラン・キャメロン、華麗な振付はミュージック・ビデオや映画で活躍するマルガリータ・ポーマン・デリックス。主演は役柄そのままに、無名の新人から大抜擢されたエリザベス・バークリー。共演は「トライアル 審判」のカイル・マクラクラン、「ザ・プレイヤー」のジーナ・ガーション、「トレスパス」のグレン・プラマー、「ハードネス」のロバート・ダヴィ、本職はダンサーながら今回は踊らない役を演じた「ジェネレーションズ」のジーナ・ラヴェラほか。

1995年製作/128分/アメリカ
原題:Show Girl
配給:東宝東和
劇場公開日:1995年12月16日

ストーリー

トップダンサーを目指すノエミ(エリザベス・バークリー)はヒッチハイクでラスベガスにやって来た。超高級ホテル「スターダスト」で開催中のショー〈女神〉の衣装係、モリー(ジーナ・ラヴェラ)と親友になったノエミは〈女神〉のトップスター、クリスタル(ジーナ・ガーション)を紹介してもらうが、彼女に冷たくあしらわれる。その夜、ノエミがヌードダンサーとして踊っている三流のクラブ「チーター」に、恋人であり〈女神〉の興行主でもあるザック(カイル・マラクラン)を連れたクリスタルが訪れた。クリスタルはノエミに、ザックを大胆に挑発するプライベート・ダンスを踊るように命じる。屈辱的なダンスは、いつしか男女3人のラヴ・ゲームに変わり、ザックはノエミに圧倒され、クリスタルもまた彼女に魅了される。翌日、ノエミは〈女神〉の関係者にスカウトされ、オーディションに合格した。実はクリスタルが裏で手を回しており、彼女はノエミにかつての自分を見ていた。ある日、クリスタルの控えの代役が仲間の策謀でケガをする。その夜、ザックと寝たノエミは代役を決めるオーディションがあることをベッドで聞いた。選考会でザックはノエミを選ぶが、クリスタルは彼女の実力を認めながらも、代役は許さなかった。クリスタルは楽屋でもステージでもノエミを執拗に挑発し、追い詰めていく。ある時、舞台終了直後、ノエミは階段でクリスタルの背中を押して重傷を負わせた。主役にはノエミが大抜擢され、彼女はベガスの新しいスターとなる。華やかなパーティーの席でノエミはモリーに、彼女が大ファンの人気歌手アンドリューを紹介するが、モリーは彼にレイプされた。騒ぐノエミにザックは「金でカタをつけろ」と言い、それでも引き下がらないノエミに彼女が隠してきた過去の悲惨な家族関係、麻薬や売春の逮捕歴を暴く。「俺がスターにしてやる」と言う彼に唾を吐いて去るノエミ。入院中のクリスタルを見舞ったノエミは、引退の時期を図っていた彼女の真意を知る。アンドリューの部屋を訪れたノエミは、彼にナイフを突きつけ、何度も激しく蹴り上げた。そして彼女はベガスを後にし、新しい街を目指して去っていった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5Goofy but More or Less True?

2023年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Showgirls gets a lot of critical press, scorned off as misogynistic, exploitation camp. Call them apologists for Las Vegas; I don't think anybody could argue that there isn't some considerable truth to the experience stateside-newcomer Veerhoven reflects on the film. The biggest flaw is that the dance shows are way more cheesey than I would like to think they actually were at the time of release.

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Dan Knighton

2.5ある意味芸術的な軽さ

2023年6月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悪評高い作品とも知らずに視聴。

プッツン系のストリッパーがショービズの世界で成り上がり?スターになってゆくストーリー。女体を語らないとすると、ストーリーを語るのだが、なんとも言えない軽さ。

物語の要素として成り上がりの中、エースとの対決及び誘惑、旧友との友情、元々のストリッパー小屋の連中、凄腕ダンサーの誘い、イケメンの誘い、他、沢山あり、

残念なことにそのどの要素も掘り下がらなかった。言い方を変えれば伏線のようなものが、そのまま放置。

そしてその伏線は放置し、ラストは全てを捨て新しい街へ。これは自分が一番大嫌いなパターン。
現実社会じゃありえないよね。こーいうラストはアメリカ社会の無責任さを助長してると思うのだが。

カタルシスは何か?
甘い誘惑、友情よりも、思うがまま生きること。

主人公は綺麗。

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ho

4.0表現どぎついけどいい映画だと思う ラスベガスとノオミのギラついた感...

2023年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

萌える

表現どぎついけどいい映画だと思う
ラスベガスとノオミのギラついた感じ好きだなあ
クリスタル役のジーナガーションも凄い好き
やっぱ女同士じゃないとわからない何かがあるのか

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UPtwHmNNLjBjFuAF

2.5どんなラストやねん

2023年2月16日
iPhoneアプリから投稿

ポールバーホーベンよ、
どんだけ女体が好きなんだ…

女体というか、おっぱいか…

身体だけを魅せたい雑な話でしたよ

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JYARI
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