シティ・オン・ファイア

劇場公開日:

解説

1人の男の復讐から火の地獄と化したアメリカの中西部にある人口100万の都市住宅地を舞台に人々の必死の脱出を描くパニック映画。製作総指揮はハロルド・グリーンバーグとサンディ・ハワード、製作はクロード・ヘロー、監督は「昨日にさようなら」のアルヴィン・ラーコフ、脚本はジャック・ヒルとデイヴィッド・P・ルイス、撮影はレネ・ヴェルジェ、音楽はウィリアム・マッコーレイとマシュー・マッコーレイ、特殊効果はクリフ・ウェンジャー・シニアとキャロル・リン、スタント・コーディネイターはグラント・ペイジ、視覚効果はウィリアム・クルーズが各々担当。出演はバリー・ニューマン、スーザン・クラーク、ヘンリー・フォンダ、エヴァ・ガードナー、シェリー・ウィンタース、ジェームズ・フランシスカス、レスリー・ニールセンなど。

1979年製作/アメリカ
原題:City on Fire
配給:松竹=富士映画
劇場公開日:1980年5月31日

ストーリー

アメリカのある100万都市の暑い夏の日。新設の病院に勤務するウィットマン医師(バリー・ニューマン)、本番を前にイライラしているニュース・キャスターのマギー(エヴァ・ガードナー)と彼女の人気回復を考えているディレクターのジンボ(ジェームズ・フランシスカス)、退職後のヨット旅行に魅せられている消防署長のリスレイ(ヘンリー・フォンダ)、市の貯水量低下に頭をいためる市長のダドレイ(レスリー・ニールセン)、そして市に病院を寄付するために町に戻って来た元市長夫人ダイアナ(スーザン・クラーク)などが、いつものように忙しい一日を送ろうとしていた。そのころ、郊外にある小屋で、少年たちのタバコ遊びが原因で、小さな火災が発生した。燃え広がる炎の状況をモニター・テレビで見ながら、リスレイは、市の水不足のことを考えていた。ウィットマンが新校長として働く開設まもない病院では、婦長のアンドレア(シェリー・ウィンタース)が、不完全な病院の設備に対し、市に抗議を申し入れていた。一方、その頃、一人の石油精製所に勤める男が予想もしなかった会社からの退職命令にショックを受け、市内の火事騒ぎに乗じて復讐を決意していた。彼は、まず石油貯蔵タンクのホースを下水道に投げ、石油を市内に流し込んだ。さらに精油所は次々に爆発を起こし、市街ではファイア・ストームという、酸素をすべて吸い尽す恐しい火災現象を起こしていた。唯一安全だと思われた病院も危くなりウォーター・トンネルを作っての脱出が行なわれることになった。ビルが崩れゆく中、アンドレア婦長やダイアナ、ウイットマン、ダドレイらが決死の脱出を試みるのだった。

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