ケイティ(1995)

劇場公開日:

解説

手話によって人間と意思の疎通ができるゴリラと少年の友情物語。動物をテーマにしたノンフィクションも手掛けた作家ポール・ヤングが、サンフランシスコに実在するゴリラをモデルにした原案に基づき、脚本家ジョン・バンゼルとヤングが共同で脚本を執筆、テレビ界で活躍するジョン・グレイが監督にあたった。製作のロバート・ニューマイヤーとジェフリー・シルヴァー、エグゼクティヴ・プロデューサーのブライアン・ライリーは「サンタクローズ」のトリオ。撮影は『マーダー・イン・ミシシッピー/炎の十字架』(V)のドナルド・M・モーガン、音楽は人気テレビ・シリーズ『Xファイル』のマーク・スノウ、美術は「ビルとテッドの大冒険」のロイ・フォージ・スミス、特殊視覚効果は「バッド・ガールズ」のトニー・ガードナーが担当。また、霊長類行動学の第一人者、ロジャー・フォウツ博士が監修にあたっている。出演は「サンドロット ぼくらがいた夏」のウィル・ホーネフ、「ハスラー2」のヘレン・シェイヴァー、「あなたが聞こえない」のジョン・C・マッギンリー、「サンタクローズ」のピーター・ボイルほか。

1995年製作/アメリカ
原題:Born to Be Wild
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1995年7月15日

ストーリー

14歳のリック(ウィル・ホーネフ)は、父親が自分と母親のマーガレット(ヘレン・シェイヴァー)を捨てて家を出ていったことに気づき、誰に対しても反抗的になっていた。ゴリラの研究者であるマーガレットに、ケイティという雌のゴリラの世話を手伝うことを命じられたリックは、ケイティが手話が出来ることに驚く。手話を通して初めてケイティと意思を通わせた瞬間の喜びは、リックの心の屈折を解きほぐした。そんな折、ケイティの飼い主であるガス(ピーター・ボイル)が、ショッピング・モールで見せ物にするために彼女を連れ戻しに来た。狭い檻に入れられ、必死で「ここから出して!」と手話で呼び掛けるケイティ。リックは檻を破ってケイティを連れ出し、彼女が自由に暮らせるカナダを目指し旅をする。寄り添って車の中で眠り、時には大喧嘩をしながら、“二人”は強い絆で結ばれていくが、カナダの国境を目前にして彼らは警察に捕まってしまう。ガスとの争いは裁判に持ち込まれ、ついには法廷でケイティの意思を聞いてみようということになった。ケイティは手話で、リックと暮らしたいと訴える。しかし、結局、リックはケイティのためを思い、彼女を保護区に放した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「ケイティ(1995)」以外にこんな作品をCheck-inしています。