クレイマー、クレイマー

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが夫婦役で共演し、79年度のアカデミー賞で作品賞、監督賞を含む5部門で受賞したファミリードラマ。毎晩深夜に帰宅する仕事人間の夫テッドに愛想を尽かし、自分自身を取り戻すために家出した妻のジョアンナ。その翌日からテッドは7歳の息子を抱え、仕事と家庭の両立に励むが、家出から1年後、ジョアンナが息子の養育権を主張し、テッドを提訴する……。監督・脚本はロバート・ベントン。

1979年製作/105分/G/アメリカ
原題:Kramer vs. Kramer
劇場公開日:1980年4月5日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第37回 ゴールデングローブ賞(1980年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ダスティン・ホフマン
最優秀助演女優賞 メリル・ストリープ
最優秀脚本賞 ロバート・ベントン

ノミネート

最優秀助演男優賞 ジェイソン・ロバーズ
最優秀助演女優賞 ジェーン・アレクサンダー
最優秀監督賞 ロバート・ベントン
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

写真:Album/アフロ

映画レビュー

4.0ジョアンナは身勝手で無責任

2024年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

妻のジョアンナに出ていかれた夫テッドが、慣れない子育てに奮闘する様が面白い映画。テッドのフレンチトーストの作り方が雑なのは、彼が仕事ばかりしていて、普段家事をしていない様子を表していた。彼は副社長への昇進がかかった大仕事を抱えている中で、並行して子育ても行うのはとても大変だ。そんな状況でも彼なりに息子を愛しているのが窺えて、良い父親だと感じた。

裁判のために、年末になって転職活動をしてすぐに転職先を決めてしまうのは、雇用の流動性の高いアメリカならではだと感じられた。転職先の会社は、納会らしきパーティをやっていた。周囲がパーティで浮かれている中、一人面接を受けるテッドの姿は、彼の状況の辛さを表せていた。ここはアメリカの文化の一端が分かる興味深いシーンで面白かった。

この映画を観たのは2度目だが、改めて妻のジョアンナの行動は身勝手で無責任だと感じた。本当の自分を探したい、などと言って勝手に家を出ていった挙げ句、息子への愛情に気づいたと言って親権争いの裁判を起こす。テッドが「ハガキ2、3枚送ったくらいで母親づらするな」と言っていたが、まさにその通りだ。それならばテッドの仕事の状況を考えて、家を出ていくときに息子も連れて行くべきだ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
根岸 圭一

4.0最後まで飽きない

2024年2月4日
iPhoneアプリから投稿

どんな作品かわからずに鑑賞しましたが、最後まで飽きずに見ることができました。最後、バッドエンドで終わる気がしてハラハラしましたが、ギリギリハッピーエンドで終わることができたのでそこは安心しました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
FUNAO

4.5君一人でいけ。僕はここにいる。

2023年12月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
カズユキ

5.0アイスクリーム

2023年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

仕事ばかりしていた主人公(ダスティン・ホフマン)が家に帰ると、妻(メリル・ストリープ)が離婚してくれと、7歳の男の子を残して出ていってしまう。
家庭を顧みなかった罰みたいに、子育てと仕事が襲いかかってくる。
なんといっても印象に残っていたのは、子供がアイスクリームを食べようとするスリリングなシーンで、忘れられない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る