グラディエーターのレビュー・感想・評価
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大迫力の決闘シーン
午前十時の映画祭11にて。
古代ローマの皇帝アウレリウスは、ゲルマニア戦で勝利したあと、信頼を寄せる将軍マキシマスに次期皇帝の座を譲ろうと考えていた。それを知った野心家の王子コモドゥスはマキシマスへ皇帝を譲られる前に父を殺し、自ら皇帝となった。新皇帝として、マキシマスに死刑を宣告したが、マキシマスは処刑人たちを倒して故郷へ帰ってきた。そこで見たのは、コモドゥスの手下に殺され焼け焦げ吊るされてた妻子の姿だった。絶望し倒れていたところを、奴隷の売人に拾われ、売られたマキシマスは剣闘士として闘技場で死闘を繰り返しながらコモドゥスへの復讐を図る、という話。
遠征中のローマ軍とゲルマニアとの戦いやコロッセオでの殺し合いなど多くの人を使って迫力があった。
マキシマス役のラッセル・クロウも良かったし、コモドゥス役のホアキン・フェニックスが憎らしい役を好演してた。
コモドゥスの姉役のコニー・ニールセンが美しくて魅力的だった。
劇場の大画面で観れたことに感謝です。
壮大な歴史スペクタクル
古代ローマを舞台に復讐に燃える剣闘士の不屈の闘いを描いた歴史スペクタル。ありがちな権力闘争で驚くような展開はないが迫力ある効果音や音楽が素晴らしい。小麦畑を歩くシーンも美しく好印象を受けた。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2022-46
but, not yet
午前十時の映画祭にて
これがグラディエーターのラッセル・クロウか!
最高すぎる、カッコよすぎる!
狂った独裁者、軍によるクーデター、今の時代にも通じる内容。大きなスクリーンで大迫力でした!
後世に語り継がれる一本には至らず
何と言っても、ラッセル・クロウの役作りに尽きるだろう。悪役のキャラも立っているし、映画の基本的な構造が本当によく作りこんである。
それでも、残念なことがあるとするなら、このジャンル、仮に史劇スペクタクルとでも言おうか、には、「ベン・ハー」という金字塔があり、世界中の映画ファンに愛されている。それを超える映像を目指してほしかったが、そこに至らないのは、何といってもアクションのリアルさが、やや足りなかったことだろう。
最大の見せ場の、虎と闘うシーンはさすがの迫力ながら、そこに限界があることは理屈で分かる。虎を殺すわけにいかないし、人間を襲わせるわけにもいかないからだ。しかし、後年に「ライフ・オブ・パイ」が製作され、CGを駆使して描かれた飢えた虎はとてもリアルだった。
今見ると、どうしてもそこの部分も含む演出に本当っぽさというか迫力が足りないと思う。後世に語り継がれる一本にならなかったのは、そういうことだと思う。
2018.6.12
これも間違いなく何度も観たくなる映画シリーズ
★★★★★
ラッセルクロウさんもホアキンフェニックスさんも言うことなしです。
脇を固める俳優さんたちも最高です。ジャイモンフンスーさんもいい役です。
戦闘シーンもカッコ良すぎますBGMで鳥肌立ちます。将軍の器がどこにいても周りの人間から信頼される姿に感動します。
また観ます。
人生における至高の一作
物語のキャラクター、起承転結、セリフ、音楽どれをとっても非の打ち所がない作品。特に主人公マキシマスの格好良さと復讐への執念はいつ何度観ても心を奮い立たせてくれる。
ジュバのセリフとEDへの入り方は美しく響いて毎度泣いてしまっては「また観よ」と思わせてくれる大好きな作品。
この作品は小学生の時、珍しく家族4人揃い観たことを覚えている。今思えば映画にはまるきっかけになった作品だった。
家族で観た映画というものは存外貴重で懐かしく何より楽しかったなとこの作品を思い出す度感じさせてくれる。
これだから映画は素晴らしい_:(´ཀ`」 ∠):
歴史大作
一言で言うと見応えのある古代ローマの1ページ。マキシマスの家族が殺されたところから物語の展開が変わる。コモドゥスは人間が小さすぎた。そのことが悲劇を生む原因になり多くのいのちが犠牲になった。そして挙げ句の果てに最後は・・・。壮大なドラマにふさわしいシーンの連続。最後は今後に希望を持たせるような形で良かった。それにしても、衣装や道具や馬やで小道具さんは大変やったやろな。
隠しきれないリーダーとしての才
マキシマスは将軍としても、剣闘士としても人々を魅了するリーダーとして活躍する事が出来ていて、真に能力のある者は場所を問わずそれを発揮するんだなと思いました。剣闘士達が陣営を組んだときは胸熱でした。
死んだ後、来世で待つというような言動やラストのマキシマスの行動から、生の延長線上に死があって、その境目はそれほどはっきりと区切られているものではないのかなと新しい価値観が芽生えました。
ドラマ、スペクタクル、哲学。これほどにしっかりと描いた作品も無いのではと。
それにしても、ジャイモン・フンスーはいい仕事するなあ。
王道が好きな方に
壮大で王道なスペクタクル。
迫力ある場面も多く、見応えがあります。
ただ、王道すぎる展開である上に尺が長いので、少し意外性が欲しいかも、と感じました。
個人的には感情移入もそこまでできず…入り込むというより、劇を眺めているような感覚になりました。
スピルバーグでさえ出来ない、アクションと作品性の共存
個人評価:4.3
リドリー・スコットによる至極のアクション大作。
つくづくこの監督は一流のアクションと、作品性の高さを共存できる、数少ない監督だと感じる。
スピルバーグでさえ、アクションと作品性は共存させていないと感じる。
オスカーを受賞したラッセル・クロウの演技は完璧さを誇り、どこから見ても、まさに古代ローマの誇り高き本物の戦士だ。ホアキンのコモドゥスの皇帝も、神憑かった演技が圧巻で、助演のオスカーに値する。
皇帝を撃つのは、市民でも貴族でもなく、唯一失うものが無い奴隷だけが、捨身でそれを実現できる。
そのまさに古典ともいえる物語のテーマを見事に描き上げる。
リドリー作品でも指折りな本作。
劇場で観なかったのが悔やまれる。
これはいい!すごい迫力!劇場で観なかったのが悔やまれる。
残念なのはコンモドゥスの悪帝ぶりが充分じゃなかったことと、主役がラッセルクロウでよかったのかな?ってこと。
実際のコンモドゥスは一度暗殺計画で殺されかけたことによって被害妄想になり、元老院議員や側近の人たちをかなり処刑したらしい。自ら闘技場に剣闘士として出場したというのは実話らしい。
う~む、奥が深い。
"すぺくたくる"モノは苦手
コレ系の映画は、そもそも英語でのセリフ自体がおかしい訳でハリウッドの傲慢さ?が、際立つ。
史実を元に脚本があるにしても、物語が単純に思えオマケに二時間越えは退屈になるし、J・フェニックスが出ていなかったら飽きていた。
昔に何があったにせよ、あの場面でキスをするのは全体的に醒めてしまう。
何回も見てしまう史劇
名将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は皇帝の親子(リチャード・ハリス、ホアキン・フェニックス)の確執から命を狙われ、家族を殺されてしまう。
かろうじて命を長らえ、剣闘士としてローマに現れる。
何回見ても面白い史劇で、悪役のホアキン・フェニックスに感心してしまう。
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