奇跡の海

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーの長編第5作で、第49回カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞するなど世界的に高く評価された愛の物語。1970年代初頭、プロテスタント信仰が強いスコットランド北西部の村。信仰心の厚い無垢な女性ベスは、油田で働くよそ者のヤンと結婚する。ベスは遠く離れた油田へ仕事に行ったヤンの帰りが待ちきれず、彼が早く戻ることを神に願うが、その願いは思わぬかたちでかなえられる。ヤンは仕事中の事故で重傷を負い、全身麻痺となってしまったのだ。ヤンは妻を愛する気持ちから彼女に愛人をつくるよう説得し、ベスもまた夫を愛するが故に見知らぬ男たちと関係を持つようになるが……。主人公ベスをエミリー・ワトソンが見事に演じ切り、映画デビュー作にしてアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

1996年製作/158分/デンマーク
原題:Breaking the Waves
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1997年4月12日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第54回 ゴールデングローブ賞(1997年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演女優賞(ドラマ) エミリー・ワトソン

第49回 カンヌ国際映画祭(1996年)

受賞

コンペティション部門
グランプリ ラース・フォン・トリアー

出品

コンペティション部門
出品作品 ラース・フォン・トリアー
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

3.5神は教会にいない

2023年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

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sironabe

3.5エミリー・ワトソンは素晴らしかった

2023年11月21日
スマートフォンから投稿

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』よりも、
トリアー味が強くなっていて、
そのバランスが今の自分には受け入れ難い。

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JYARI

4.0自らの足で苦難に進むヒロイン

2023年11月16日
iPhoneアプリから投稿
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madu

4.0このあたりが丁度良い。

2023年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

おそらく、かつて観た気がする。あまり覚えてなかったので、楽しめた。彼の作品で「楽しめる」という表現は、人格破綻者的に思われるかもしれないけど、初期最高傑作のこの作品は、本当に良くできているように思う。宗教の矛盾と信者の生きづらさをキリスト教の文脈で語る辣腕ぶりは本当にお見事。きっとエミリー演じるベスは聖人として認められることでしょう。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。
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