彼と彼女の第2章

劇場公開日:

解説

俳優のビリー・クリスタルが監督・製作・脚本・主演の4役をこなし、結婚の理想と現実をテーマに描くロマンティック・コメディ。脚本執筆に当たり、親友ロブ・ライナー監督をはじめ仲間たちから集めた体験談を基にしている。また、彼が主演した「恋人たちの予感」の後日談風の趣もある。脚本は「シティ・スリッカーズ」2部作や「ミスター・サタデー・ナイト」でもトリオを組んだローウェル・ガンツとババルー・マンデル、クリスタルの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは、長年クリスタルのパートナーであるピーター・シンドラー。パリのロケーションが効果的な撮影は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のドン・バージェス、音楽は「めぐり逢えたら」のマーク・シャイマン、美術はテレンス・マーシュが担当。共演は「永遠の愛に生きて」のデブラ・ウィンガー、「赤ちゃんのおでかけ」のジョー・マンティーニャ、「キャスパー」のキャシー・モリアーティら。チャールズ・バークレイほかNBAのスター・プレイヤーが特別出演。

1995年製作/アメリカ
原題:Forget Paris
配給:東宝東和
劇場公開日:1995年9月2日

ストーリー

NBAプロ・バスケットボールの審判員、ミッキーは気ままな独身生活を楽しんでいた。父の遺言で遺体を埋葬することになったパリで、棺が紛失するというトラブルに見舞われた彼を、現地の航空会社に勤務するアメリカ人女性、エレンが救った。彼らは急速にひかれ合い、ミッキーは映画「巴里のアメリカ人」のジーン・ケリーを真似て愛を告白。エレンは別居中のフランス人の夫と正式に離婚し、二人はアメリカで新生活を始める。だが、ミッキーは遠征で留守がちで、寂しがるエレンは仕事を始めるが、慣れない土地での慣れない仕事にすっかりまいってしまう。ミッキーは彼女のことを考えて休職したが、バスケのない毎日は味気ないばかり。一方、復職したエレンの方は順調にキャリア・アップし、以前の輝きを取り戻していた。ミッキーは我慢の限界と、審判の仕事に戻ってしまう。すれ違いの日々が続くが、二人の気持ちはパリで出会った時から変わらない。お互いに何とか関係を改善しようと、友人たちやカウンセラーに相談したり、悪戦苦闘を繰り返す。エレンは子供を作ろうと思い立ち、様々な方法にトライしたが、結局、子宝には恵まれなかった。そんな時、エレンにパリ栄転の話が舞い込む。彼女は思い切って家を出る決心をし、このまま二人の関係は悲しい結末を迎えてしまうかに見えた。しかし、パリに旅立つ彼女を追って、必死で車を飛ばすミッキー。けれども間に合わず、彼女はパリに。だが数カ月後、初めて懐妊した彼女はやはり、彼の元に戻ってきた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0コメディ役者、やっぱり上手い

2019年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ミッキーが粋なギャグの連発。アカデミー賞授賞式の司会の雰囲気そのままの役柄なので楽しいです。基本的にNBA記者が婚約者にミッキーの話を聞かせるという手法なのだが、徐々に友達が増え、語り部が替わっていく様も面白い。最後は何故か感動!

 精子採取の前後のシーンが笑えた・・・下品かな。いや・・・愛があるよね(笑)。

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kossy
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