数に溺れてのレビュー・感想・評価
全2件を表示
シュールで独特な作風
シュールで独特な作家性、コメディっぽい部分もシュールで独特です。
この監督は初めてだけど、これからは監督名を伏せてても、この監督作だと分かる気がします。
序盤は、うーん…失敗したかな…と思ってたけど、終わりに向かってドンドン面白くなります。
あらすじ読まないから混乱したんだけど終わってから調べて納得、主役の女性3人は同姓同名の役です。
混乱するでしょうが、3人とも同じ名前です。
終わり方が好き。
65~70点ぐらい。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
グリーナウェイの代表的中二病作品
いい意味でも悪い意味でもグリーナウェイらしい作品。
良く言えば、自分の世界を表現することを徹底しているし、
悪く言えば、単なるビザール趣味に耽溺した自慰作品。
何にせよ、ストーリーなんてあって無いようなもので、ストーリーで魅せる気なんてさらさら無い、そんなもんは耽美の一つの方便に過ぎないといった、グリーナウェイの偏執さにはもはや畏怖さえも感じる。
英国式庭園よりはまだマシ。でもストーリーのある映画を観たい人には絶対にオススメしない。フランシス・ベーコンの絵画が好きな人なら、まあ。そういやあいつも英国人か。
全2件を表示