エアフォース・ワン

劇場公開日:

解説

“空飛ぶホワイトハウス”の異名を取る合衆国大統領専用機を舞台に、機をハイジャックしたテロリストたちに単身戦いを挑む大統領の活躍を描いたサスペンス・アクション。監督は「U・ボート」「アウトブレイク」のウォルフガング・ペーターゼン。撮影は「スリーパーズ」のミヒャエル・バルハウス、音楽は「エグゼクティブ デシジョン」のジェリー・ゴールドスミス。本物と同じ747型旅客機をベースに、内部を見事に再現した美術は「トータル・リコール」「ロボコップ」のウィリアム・サンデル。編集は「ザ・ロック」のリチャード・フランシス=ブルース、視覚効果監修は「スター・ウォーズ」シリーズのリチャード・エドランド。主演は「デビル」のハリソン・フォード。共演は「フィフス・エレメント」のゲイリー・オールドマン、「101」「マーズ・アタック!」のグレン・クローズ、「コリーナ、コリーナ」のウェンディ・クルーソン、「リトル・プリンセス」のリーセル・マシューズ、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシー、「U・ボート」「イングリッシュ・ペイシェント」のユルゲン・プロホノフほか。

1997年製作/124分/アメリカ
原題:Air Force One
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
劇場公開日:1997年11月29日

ストーリー

ロシア政局の混乱の隙を突きカザフスタンに非合法なテロリスト政権を誕生させた超国家主義者ラデク(ユルケン・プロホノフ)は残忍な独裁者と化し、恐怖政治を断行。新生ロシアのイワン・ペトロフ大統領の協力要請の下、正義感に溢れる合衆国大統領ジェームズ・マーシャル(ハリソン・フォード)は特殊部隊を派遣し、ラテク逮捕を成功に導いていた。ロシアで開かれた祝賀レセプションで力強いスピーチを行った彼は、大統領専用機<エアフォース・ワン>に乗り込んで帰国の途に就く。今回のロシア訪問には、ファースト・レディのグレース(ウェンディ・クルーソン)と12歳の娘アリス(リーセル・マシューズ)が同行しており、カルドウェル軍事顧問(ウィリアム・H・メイシー)ら馴染みのスタッフに加えて、6人のロシアのテレビ・クルーも搭乗した。機か離陸すると、クルーたちは逮捕されたラテクの救出を企む狂信的なテロリストの正体を現した。ヴァレリー・コルシュノフ(ゲイリー・オールドマン)をリーダーとするテロリストたちは、機内に装備された武器を手に<エアフォース・ワン>を占拠。シークレット・サービスたちは大統領をパラシュート付きカプセルで脱出させようとするが、大切な家族とスタッフを危険にさらすことはできず、彼は脱出したと見せかけて密かに機内に潜伏した。大統領本人を除く全員を人質にしたコルシュノフは、ホワイトハウスにラテクの釈放を要求。実現するまで、30分ごとに1人ずつ処刑すると通達してきた。機の進路をカザフスタンに変更させたコルシュノフは、脅迫どおりドハーティ国家安全保障会会議顧問(トム・エヴェレット)を、続いてミッチェル副報道官を射殺した。主が不在のホワイトハウス司令室では、副大統領キャサリン・ベネット(グレン・クローズ)の指揮の下、ディーン国防長官(ディーン・ストックウェル)ら政府首脳による緊急会議が開かれた。ラデクがカザフスタンに戻ればペトロフ政権は崩壊し、そして恐るべき核テロリスト国家の照準は米国に向けられることは明らかだった。ベネットは、首脳陣の政治的思惑か渦巻く中、必死に解決策を模索する。その頃、ヴェトナム戦争で優れた兵士だったマーシャル大統領は反撃を開始し、2人のテロリストを倒し、燃料の一部を投棄した。燃料補給のために機体が高度を下げれば、人質をパラシュートで脱出させる作戦たった。マーシャルは何とかホワイトハウスとの電話連絡に成功、彼の生命を確認したホワイトハウスはにわかに活気つく。たが、コルシュノフはマーシャルの存在に気づいてしまい、アリスの頭に銃口を突きつけ、マーシャルを燻り出した。しかし、国家の正義と家族への愛にバネに、彼は不屈の闘志でテロリストに立ち向かう。機は一度はカザフタンに着陸するかに見えたが、マーシャルとベネットが派遣した特殊部隊の連携で緊急離陸。「俺の飛行機から出ていけ!」とコルシュコフを粉砕したマーシャルは、失速寸前の機から救出機に飛び移り、脱出に成功した。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第21回 日本アカデミー賞(1998年)

ノミネート

外国作品賞  
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

3.5空飛ぶダイハード

2024年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ハリソンフォード主演、ゲイリー・オールドマン助演と画面が華やか
監督は『アウトブレイク』のウォルフガング・ペーターゼン

公開年は1997年、これまで観ようと思っていたがなかなかタイミングがなかった

期待値通りのクオリティで出てくるハリウッド映画
テロリストに制圧される展開に対して「そんな馬鹿な」と思ったところで差し込まれる内通者の存在への言及(一応の納得感を出せているのが良かった)
ハリウッド映画特有の言い回し
銃撃、派手な爆発
この時代のエンタテインメントとしてのハリウッド映画らしい作品

耳にたこができるくらい使われる同じメロディのBGMは善し悪しあるが、
個人的には少しはアレンジ加えながら使ってほしかった(サガフロンティア2みたいに)

作中人物の掘り下げ方がやや不足で、感情移入ができなかったのが残念だったので評価は少し下げた。もう少しなんとかなったのではないだろうか

終盤に登場する刑務所が、見覚えのある刑務所だったのでどこなのか調べてみたら
『ショーシャンクの空に』の刑務所とおなじオハイオ州立刑務所らしい

さっくり見れる良作

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tabletap

2.5なんか‼️❓偏向‼️❓コメディ‼️❓

2024年1月14日
PCから投稿

久しぶりにテレビの録画📺
ハリソンくん頑張りで、面白そうなんだが。
米軍機がエアフォースワン守るために盾になり死んだり、なんだか思想的に病んでる気がする。
エアフォースワンに脱出用ポツトなんて無いし、そもそも大統領を人質にする意味ある、無いよね。
でも、大統領の娘さん可愛いよ😍❤️💕ご祝賀の点です、ある意味、内容ゼロですよね、本気なら、コメディ🥸として観ました。
テレビの録画なんで、ハリソンくん元気でね、さいなら。

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アサシン5

3.0タフネス大統領

2024年1月4日
Androidアプリから投稿

軍上がりの大統領だからなせる技。
手本にして欲しい大統領像。

しかし、国か家族を選べと言われ
国を捨てるような大統領は
国の代表としてどうなんでしょうか。

FAXが有能な通信手段だと再認識。

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to

4.0よっ、大統領‼️

2023年12月3日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

興奮

やはり製作された97年当時、大統領役に配して、一番適役で、一番カッコいいのはハリソン・フォード以外になかったはず‼️彼が演じたからこそ、テロと格闘しても、銃撃戦をしても、ジェット機を操縦してもリアリティがある大統領になったのです‼️ストーリーはエアフォース・ワンを舞台に、アメリカ大統領を主人公にした「ダイ・ハード」‼️ハリソン大統領とホワイトハウスのグレン・クローズの副大統領がやりとりしたり、このグレン・クローズも女性ながら副大統領の威厳バッチリ‼️ミグ戦闘機に襲われたり、エアフォースワンからの脱出、そしてラストの墜落炎上までハラハラドキドキ、楽しませてくれます‼️テロリストのリーダーに扮するゲイリー・オールドマンも「レオン」ほどではないにせよ、相変わらずの怪演‼️ただハイジャック映画としては「エグゼクティブ・デシジョン」の方が好きかな‼️

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