エア・アメリカ

劇場公開日:

解説

ベトナム戦争下のラオス、ひたすら裏稼業に精を出す空の宅配便野郎たちの活躍を描く航空アクション。エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサール、アンドリュー・ヴァイナ、製作はダニエル・メルニック、監督は「ターナー&フーチ すてきな相棒」のロジャー・スポティスウッド、脚本はクリストファー・ロビンズの原作を基にジョン・エスコウとリチャード・ラッシュの共同、撮影はロジャー・ディーキンス。音楽はチャールズ・グロスが担当し、全編を60年代ポップスが彩っている。出演はメル・ギブソン、ロバート・ダウニー・ジュニアほか。

1990年製作/アメリカ
原題:Air America
配給:東宝東和
劇場公開日:1991年2月16日

ストーリー

1971年、ラオス。存在しないはずの戦争下での米軍のダーティーな仕事を一手に引き受ける民間航空会社エア★アメリカの運ぶものといったらブタから最新兵器まで河でもアリ。危険な仕事なだけに報酬も高く、腕利きで一匹狼のパイロットがそろっていた。そんな1人、ジーン(メル・ギブンン)は新人のビリー・コビントン(ロバート・ダウニー・ジュニア)とコンビを組むことになる。その仕事は危険きわまりないもので、コメから亡命者、武装兵など何でも運ぶ。彼らの仕事が公にされることはなく、それでも金・女・スリルのために働いていた。だが偽善をはらんだこのベトナム戦争にいささかウンザリしていたビリーはやがてその仕事の中に政府ぐるみのアヘン密売が混ざっていることに気づき、2人はエア★アメリカを裏切るごとにし、愛機に乗って飛び立ってゆくのだった。

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映画レビュー

3.0エンドロールを観る限り実話のようなのですが・・・

2024年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベトナム戦争時。東南アジアで物資輸送に奮闘するパイロット達の苦悩と活躍を描く物語。

メル・ギブソン主演の、(多分)実話を基にした物語。
正義もなく終わりも見えない戦場の畔で、退廃的に、無気力に、そして向こう見ずに空を飛ぶパイロット達の日常とフライトを活写します。

物語として特に面白さは感じませんが、空に魅せられ、空に自由を感じたパイロット達の息吹を感じることが出来た作品でした。

私的評価は普通にしました。

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よし

3.0意外と面白い!

2018年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 実話をベースにしたストーリーらしいが、ラオスの軍が麻薬をアメリカに買い取らせ、武器を調達していた。

 メル・ギブソン演じるジーンは現地で結婚し、武器を売った金でタイで隠遁生活を計画していたのだ。内政干渉はしないという建前があるだけに、行動ものんびりしていたが、ゲリラによって撃ち落とされるパイロットたち。ま、ベトナムのことがあったから消極的だったんだろう。

 上院議員が一人現地視察にやってきて、CIAの陰謀や麻薬密売に気づきそうになったりと、コミカルな展開が続いたけど、新入りパイロットのダウニーが麻薬工場を爆破したことで怒りを買い、ハメられることに・・・

 なんだかよくわからない展開だったけど、軍のダーティな仕事を民間会社エア・アメリカがやっていたってこと。軍じゃない!てことを強調したいがために嘘だらけになってしまってた。

 そして会社を裏切ることにした二人は軍用機で逃げるというスリリングな展開。難民を助けることにもなったり、面白いクライマックスではあった・・・

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kossy
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