ヴァージニア

劇場公開日:

解説

現代のロンドンを舞台に、不老不死の吸血鬼と、その恋人に瓜二つの女性との恋を描くロマンチック・ホラー。エドガー・アラン・ポーの詩「アナベル・リー」を下敷きに、ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールで映画製作を学んだ佐藤嗣麻子の監督・原案・脚本によるもので、日本からの出資を得てイギリスのスタッフ、キャストにより製作した日英合作作品。共同脚本にジェーン・コーベット。ヴァンパイアのアレックス役に「裸のランチ」のジュリアン・サンズ、ヒロインのヴァージニア役に「1984」のスザンナ・ハミルトンが出演。

1992年製作/101分/日本・イギリス合作
配給:ヴァージニア製作委員会
劇場公開日:1993年7月14日

ストーリー

アンのもとに、図書館からの採用通知が届いた。その手紙は実は帽子を被った謎の男が投函したものだったが、司書のデニーズは人手不足の折り彼女を歓迎した。オカルトや神秘主義関係専門のその図書館に毎日通うアレックスは、アンの姿を見たとたんショックを受ける。アレックスは実は吸血鬼であり、アンは一世紀も昔の彼の恋人ヴァージニアと瓜二つであったのだ。二人は徐々に惹かれあっていくが、そもそも二人を引き合わせたのは、帽子の男、実はヴァージニアをアレックスに奪われたエドガーの復讐の罠であった。白バラの敷き詰められたベッドに横たわる意識のないアンの姿を見たアレックスは茫然と立ち尽くす。待ち受けていたエドガーは銀の剣で彼を刺すが、アレックスは瀕死の力でエドガーを倒し、アンに最後の口づけをするのだった。

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