アマデウス

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劇場公開日:

アマデウス

解説

ピーター・シェイファーによる戯曲を「カッコーの巣の上で」のアカデミー賞コンビ、製作ソウル・ゼインツ&ミロス・フォアマン監督で映画化。19世紀の楽聖ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの半生を、彼を妬む宮廷音楽家サリエリの視点から描く。出演はサリエリにF・マーレイ・エイブラハム、モーツァルトにトム・ハルス。1984年度のアカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を含む8部門で受賞した。

1984年製作/160分/G/アメリカ
原題:Amadeus
配給:松竹富士
劇場公開日:1985年2月

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第42回 ゴールデングローブ賞(1985年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) F・マーレイ・エイブラハム
最優秀監督賞 ミロス・フォアマン
最優秀脚本賞 ピーター・シェイファー

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) トム・ハルス
最優秀助演男優賞 ジェフリー・ジョーンズ
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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

4.0モーツァルトとサリエリを描いた貴重な作品

2024年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

天才モーツァルトの生涯を宮廷楽長サリエリを通して描かれた作品。
いつの世も天才の挙動は凡人には理解できないものだが、18世紀ヨーロッパで生まれ育ったモーツァルトはとりわけ顕著だったに違いない。作中のモーツァルトの破天荒ぶりは驚くものばかりだが、あながち大げさでもないのかもしれない。
一方、宮廷楽長として成功していたサリエリが、モーツァルトの出現によって嫉妬と憧憬で葛藤していくさまは、時に心苦しく、時に多くの人が抱えたことがある負の感情として共感を覚える。
アントニオ・サリエリを描いた作品は媒体問わず少なく、日本語で入手可能となると数えるほどしかない。今作は史実とは異なる点はあるものの、彼とモーツァルトの確執を知る手始めとしてちょうどいい物語。
鑑賞後にモーツァルトの作品、特に『レクイエム』を改めて聴くと、彼がどんな心境で曲を作ったのか、思いを馳せられる。
音楽好きはもちろん、『FGO』などのゲームやミュージカルで2人に興味をもった人に見てもらいたい作品。

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Sarah

4.0テレビで何度も鑑賞

2024年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

学校で習わないモーツァルトの変人かつ人智を超えた天才ぶりと、優秀ではあるが所詮人間の域を出ないサリエリの残酷なまでの対比が、大人になるとより身にしみる。

サリエリの妄想なのかも、という余地を残した上でやりたい放題やってるところが好き。

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なお

5.0誰の心にも棲みつく嫉妬心と自尊心をえぐる

2023年9月16日
iPhoneアプリから投稿

多くの映画ファンのオールタイムベスト20とか50には入るであろう、人類の遺産級と言ってもよいスペシャルな映画。

誰の心にも棲みつく嫉妬心や自尊心をえぐる巧妙な脚本、その期待に完璧に応えたマーリー・エイブラハムの芝居。肝心の音楽は....元々超名曲揃いのモーツァルトを使いまくるのは反則ともいえるが、音楽と映画が溶け合った素晴らしいシーンが幾つもあり、この相乗効果は必見。

因みにこの映画のサントラCDも素晴らしい。

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Yuk

4.0憧れ。

2023年8月15日
スマートフォンから投稿
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まゆう
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