アタック・オブ・キラートマト 完璧版

劇場公開日:

解説

人間を襲う殺人トマトの恐怖(?)を描いたSFパロディ映画。78年発表のオリジナル版(日本ではビデオのみ)は、ビデオで全世界で2千万ドル以上を売り上げた(ちなみに製作費は約9万ドル)。以後『リターン・オブ・ザ・キラートマト』『キラートマト/決戦は金曜日』『キラートマト/赤いトマトソースの伝説』(87・90・91/いずれも日本ではビデオのみ)とシリーズ化されたほか、テレビアニメシリーズ化もされた。製作・監督・脚本・編集の4役を兼ねるジョン・デ・ベロは今回のディレクターズ・カット版の製作に当たり、無駄と思われるシーンはカットし、さらに“失われた映像”をプラスし、ご丁寧にもその映像を“ゴミ箱から捜し出すシーン”を付け加えている。「JAWS・ジョーズ」など数々の映画パロディや“偶然起きたヘリコプター墜落事故”も見もの。95年の第48回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアを行った。

1995年製作/90分/アメリカ
原題:Attack of The Killer Tomatoes: Director's Cut Version
配給:コムストック=日本コロムビア
劇場公開日:1995年10月28日

ストーリー

上映に先立ち、監督によく似たセシル・B・デベロが、いかにしてこの「完璧版」が発見されたかについて、とうとうとご挨拶。ある日突然、台所で主婦が、海岸ではビキニギャルがトマトに襲われた。政府の極秘実験から生まれた邪悪なトマトの仕業だ。この危機に対処すべく、無能な特殊捜査官メイソン・ディクソン(デイヴィッド・ミラー)が抜擢される。しかし、これは、キラートマト革命を目指す報道官リチャードソンの陰謀であった。メイソンの相棒は、なぜかパラシュートを引きずったままのフィンレター警部補。2人の部下の特殊部隊員は、変装のうまい変質者、ステロイドをガブ飲みする東ドイツのオリンピック選手、水が怖いダイバーの3人。揃いも揃った無能5人組“フィアレス・ファイヴ”は事件解決に奔走するが、レポーターのルイス(シャロン・テイラー)の執拗な攻撃にさらされ、メディアとの闘いも余儀なくされる。ついに“ジャイアント・シックス”という巨大化したトマトも現れ、政府の無策ぶりを尻目に、暴れ回った。しかし、ある日、ついにメイソンによって退治法が発見された。ものすごく不愉快なバラード『思春期の窓』の甘ったるい歌詞を聞いたキラートマトは小さくなり、ケチャップにされた。リャードソンは裁判にかけられ、大団円にふさわしくメイソンとロイスは激しい恋に落ちる。ハッピーエンドと思いきや、畑の中から現れたニンジンが「次は俺たちだ」と叫んだ。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0開き直り

2020年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

2.0糞映画(褒め言葉)

2016年7月25日
スマートフォンから投稿

2点なんて付けてすみませんでした。
ホントは1点です。ほめてますよ?w

ここまでイッちゃってればもう逆に清々しいと思いますよ。
低予算、なのかな。

内容も良くわからない&超展開なのでついていくのがやっとです。

これ見終わった後ヒューマンハイウェイ思い出したのは僕だけかなw

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TPO

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