秋のソナタ

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秋のソナタ

解説

スウェーデンが誇る巨匠イングマール・ベルイマンが、奔放に生きる母と彼女に不満を抱える娘の心の葛藤を描いた人間ドラマ。ノルウェー北部の片田舎。牧師館で暮らす女性エバは、歳の離れた夫とともに平穏な毎日を送っていた。そんなある日、エバは著名なピアニストである母シャルロッテを自宅に招待し、母娘は7年ぶりの再会を果たすが……。母親役のイングリッド・バーグマンはこれが最後の映画出演作となった。2012年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でもリバイバル上映。

1978年製作/92分/スウェーデン
原題:Hostsonaten
配給:ザジフィルムズ、マジックアワー
劇場公開日:2018年7月24日

その他の公開日:1981年10月(日本初公開)、2012年12月8日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 ゴールデングローブ賞(1979年)

受賞

最優秀外国語映画賞  

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) イングリッド・バーグマン
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(C)1978 AB Svensk Filmindustri

映画レビュー

3.5ベルイマンはスリリング

2024年3月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

鮮やかでいながら抑制が効いた画面
がっちりした構図、絶妙な人物配置
奏でられるは母娘の不協和音
ピアノのしらべが救いのある余白に感じた

バーグマンの怪物性の圧倒といったら!

時折見せる
あのフラジャイルと呼ばれたかよわきヒロインの
名画での面影

名優リブウルマンの弱き者が一瞬キャラ変し
巨人に食ってかかる

まさに、2大怪獣大決戦バトルでございました

☆蛇足

是枝監督、ドヌーブの真実ってあったでしょう?それに近いものがありました

すべて肯定されるはずはない、むしろ非難されて当たり前なる
母であり女であるひとりの人間が、ギリギリの崖っぷちで、じぶんであろうとするもがき、矜持、意地というあたりの表現が、めちゃくちゃかっこいい。

TARにも通じますよね。

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青樹礼門

4.5容赦無く心をエグる母と娘の物語

2023年3月13日
PCから投稿

世の中で一番きついのは家族の問題。
言いたいことを言えるから傷付き。
言いたいことを言えないから残る。
家族だから永遠に残る。

これは世界中を回るピアニストの母と
家に置き去りにされていた娘の物語。
お金が有れば幸せか?
親が有名人なら幸せか?
長い間、思い違いとすれ違いに苦しみ
長い間、恨んできた。そして愛していた。
映画では母と娘が傷つけ合う。
お互いを責め、自分をも責める。

家族だから、母と娘だから、
心の奥底にグサリと突き刺さる言葉がある。
しっかりした物語と構図。凄い映画だ。



舞台版も面白い。

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星組

4.0イングリット・バーグマンの女優人生で最高の演技でしょうなァ。

2019年6月8日
Androidアプリから投稿

イングリット・バーグマンの女優人生で最高の演技でしょうなァ。

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もーさん

4.0イングリット・バーグマンの女優人生で最高の演技でしょうなァ。

2019年6月8日
Androidアプリから投稿

イングリット・バーグマンの女優人生で最高の演技でしょうなァ。

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もーさん
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