劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game

劇場公開日:

解説

大富豪の仕組んだ陰謀に巻き込まれた、名門テニス部に所属する中学生プレイヤーたちの活躍を描いた長篇アニメーション。監督は、本作が劇場用作品初監督となる『テニスの王子様』テレビ・シリーズの浜名孝行。許斐剛による同名の原作コミックを下敷きに、『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』の前川淳が脚本を執筆。撮影監督に「サクラ大戦 活動写真」の江面久があたっている。声の出演は、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード」の皆川純子、「青い春」の山崎裕太ら。尚、本作は「劇場版 テニスの王子様 跡部からの贈り物~君に捧げるテニプリ祭り~」と同時公開された。

2005年製作/65分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2005年1月29日

ストーリー

大富豪・桜吹雪が主催する豪華客船の船上パーティで行われるエキジビジョン・マッチに招待された、越前リョーマをはじめとする青春学園中等部のテニス部のメンバー。ところが、その試合は金持ちの招待客が賭けを楽しむ闇のゲームだったのである。しかも、桜吹雪はかけ金を総取りしようと、部長の手塚らに八百長しろと話を持ちかけて来た。ここは逃げ場のない船上。しかし、青学テニス部の一同は桜吹雪の脅しに屈せず正々堂々プレイすることを決意すると、観衆の見守る中、桜吹雪の私設高校生チームから次々に勝利を収めていった。そして、最終試合。リョーマは、彼の兄を名乗るリョーガと対戦する。リョーマが5歳の頃、父・南次郎がどこからか引き取って来た2歳年上のリョーガ。その後、暫く一緒に暮らしていたものの、いつの間にか姿を消した彼に、リョーマはまだ1ゲームも勝ったことがない。闘志を燃やし挑むリョーマに、次第にリョーガも本気になっていく。果たして、熱戦の末に勝利したのはリョーマだった。だがその時、火災が発生。全員無事救出されるも、リョーガは再びリョーマの前から姿を消すのであった。

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