ULTRAMAN(2004)

劇場公開日:

解説

ウルトラマンとなった男が、その運命を受け入れ凶悪怪獣に立ち向かっていく姿を描いた特撮ヒーロー・アクション。監督は「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ ウルトラマンガイア―超時空の大決戦―」の小中和哉。脚本は「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE」の長谷川圭一。撮影を「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE」の大岡新一が担当している。主演は「13階段」の別所哲也。第17回東京国際映画祭特別招待部門出品作品。

2004年製作/97分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2004年12月18日

ストーリー

先天性の疾患を持つ幼い息子・継夢の為、退官を決意した航空自衛隊F15Jイーグルのパイロット・真木舜一。ラストフライトで謎の赤い発光体と衝突しながら奇跡の生還を果たした彼は、防衛庁の対バイオテロ特務機関・BCSTの科学担当官・水原沙羅らによって身柄を拘束されてしまう。実は数カ月前、海上自衛隊の有働貴文が青い発光体と遭遇、凶悪怪獣”ザ・ワン“に姿を変え行方をくらましていた。そこで、沙羅たちはザ・ワンを誘き出そうと、真木を利用することを考えたのだ。果たして、彼らの前に出現するザ・ワン。とその時、真木が銀色の巨人”ザ・ネクスト“に変身し、ザ・ワンと激闘を開始した。そう、彼は赤い発光体と衝突した折、青い発光体を追って地球に飛来したザ・ネクストと融合していたのだった。一端は取り逃がしたものの、自らの運命を受け入れた真木=ザ・ネクストは、再び新宿に姿を現したザ・ワンから人々を、愛すべき家族を守るべく戦いを挑んでいく。そして壮絶なバトルの末、ザ・ネクストはザ・ワンを倒す。それから一カ月後、復興の進む新宿。人々は、自分たちの命を守ってくれた銀色の巨人を、敬意を表し“ULTRAMAN”と呼んだ。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
長谷川圭一
製作
円谷英明
久松猛朗
竹内淳
川城和実
近藤邦勝
島本雄二
鈴木暁
原裕二郎
プロデューサー
吉田剛
渡辺伸吾
久保聡
大岡大介
種村達也
横山真二郎
小松賢志
岡崎剛之
竹谷明
小野寺浩
撮影
大岡新一
音楽監督
田靡秀樹
音楽
小澤正澄
池田大介
鎌田真吾
音楽監修
松本孝弘
音楽プロデューサー
玉川静
録音
弦巻裕
鶴巻仁
音響効果
岡瀬晶彦
伊藤瑞樹
照明
和泉正克
編集
松木朗
渡辺倫也
中野真佳
衣装デザイン
松山さと子
助監督
棚橋邦夫
スクリプター
山内薫
スチール
斉藤純二
特殊メイク
上野肇
藤原鶴声
織井万裕美
その他
菊地雄一
円谷一夫
江藤直行
北越基紀
小林敬宜
飯塚寿雄
佐藤大樹
加藤直次
鈴木清
渋谷浩康
小山信行
中井光夫
北川淳一
大岡新一
高橋創
浦田和治
大澤哲三
稲村正人
高橋勲
渡部良
鈴木浩
板野一郎
大本秀一
岩田貞幸
金子雪生
佐々木彰司
田中肇
千葉清美
吉田哲弥
小川正
斉藤広一
山岡英則
香西伸
高野廣茂
田原俊
杉本末男
野本秀樹
橋本琢
野村康
前田恭治
楠健吾
小宮洋介
林哲夫
根岸泉
車邦秀
TMG
ビジョンユニバース
渡部健司
松野美茂
古川滋彦
D.A.A.C.
中野和明
松浦豊
保科功
江口真一
趙悦
高暁輝
D'G JD-GLOBE
羽原直栄
君塚哲也
谷澤一貴
白壁聡一
石崎太郎
菅家涼
亀川祐作
井上匠人
ハンマーヘッド
本田大輔
宮國賢剛
エクサインターナショナル
シネボーイ
高山滋史
堀河佳久
北條則明
小林謙一
天田弘行
八木下浩史
原田丈
吉岡亜矢子
竹内誠
ディー・ファンクション
足立和也
EEN
山路和紀
小澤賢侍
青山達哉
高田昌吾
内田晴喜
山口紗也華
森理沙
伊藤大樹
伏見千穂
OAS
日本エフェクトセンター
藤下忠男
増田英和
金井圭一
西山明宏
内田剛史
佐藤元
今井元
吉澤一久
小柴浩
鴫原譲
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映画レビュー

1.0キモいウルトラマン

2019年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 映像では、映画『デビルマン』を彷彿させるCG技術と人間ドラマが中心となる。内容は初代ウルトラマン第1話をそのままリメイクしたものらしい。それにしても館内のオコチャマがうるちゃい!

 「ねーねー、ウルトラマンは?」と会場に響き渡る幼児の甘えた声。ウルトラマンが出てくるまで1時間くらいかかるので、幼児にとっては人間ドラマ堪えられないのでしょう。主人公である元F15戦闘機パイロットの息子は難病という設定も、オコチャマは全く興味を示さないようだった。それでも息子役の子が「パパ~」なんて叫ぶと、一緒になって「パパ~」と叫ぶオコチャマ達。勝手にしてくれ・・・という気分に浸れます。

 特撮は相変わらず・・・というか、60年代から進化が見られません。『ゴジラ』シリーズのようにミニチュアへのこだわりもなく、実写(新宿中心)にCGをプラスした、きれいにまとめただけという印象がある。怪獣ザ・ワンの造詣は中々いいのだけれど、最終段階になる前までのウルトラマンが気持ち悪い。シーボーズのような骨を剥き出しにしたアンデッド・ヒーローの雰囲気があったのだ。

 レビューサイトでは「初代ウルトラマンに夢中になった大人の人向け」というレビュー(しかも満点!)が多かったけど、何だかおかしいです。科学特捜隊も出てこないし、ビートル号だって出てこない。登場人物をとっても、個人的にはハヤタ隊員よりもアラシ隊員(毒蝮三太夫)やイデ隊員のオトボケコンビが好きだったのだ。こんな別所哲也オンリーの映画じゃ満足できませんよ。

 エンドロール後の画像には、アッと驚かされますよ!

2004年12月映画館にて

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kossy

3.0昔観たので簡単に

2018年9月10日
Androidアプリから投稿

大人向けウルトラマン、テレビで放送されたウルトラマンネクサスに続きます
その意欲は評価したいが映画としては
どうだったかな、酷くもないが良くもない
ですかね

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スノークの息子

3.5アメコミ的に再定義

2014年2月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

難しい

ウルトラマンをアメコミ的に再定義して作り直した作品。ネクサスと世界が同一でM78星雲は存在しない。意欲的ではあったが複雑で子供には受け入れられなかった。ハリウッドでやるべきだったのかも。

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佐ぶ
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