劇場公開日 2004年7月31日

機関車先生(2004)のレビュー・感想・評価

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3.0憎む心が戦争を起こす

2019年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 7人の生徒しかいない小学校。校長先生の初恋の女性の息子である吉岡先生。剣道の試合で口がきけなくなった彼は、教職の道の最後の可能性をかけて赴任してきたのだ。

 村人たちが「口のきけない先生に授業なんかできるか!」と強制的に授業参観をし、先生は村に伝わる「イブンの物語」を子どもたちに聞かせる。台風がきたある日、生徒の修平の父が無理に漁に出て行方不明となる。

 『二十四の瞳』のテイストによって、しっかりと反戦メッセージも伝えてくれるのですが、ストーリーそのものが唐突すぎる展開や剣道の試合という直球勝負の物語。伏線も上手く生かしているとは言えず、強引に島を去る教師へと繋げている。テーマが障害者による教育と反戦というものに絞れば、もっといい作品に仕上がるのではないでしょうか。一番残念だったのは、堺正章の娘として養護学校の学校の女性教師として登場する佐藤匡美の存在。島に引き止めるには結婚させればいいというサブストーリーが台無しになっているように思われた。そして、「憎む心が戦争を起こす」という重要なサブテーマが剣道の試合でしっかりと覆されてしまっていること…ケンカを売られたシーンで耐えているところは良かったけど。

 それでもラストのシークエンスにおける子どもたちの演技力は素晴らしかった。

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kossy

3.0ストーリーは良い

2015年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

キャストミスかもしれませんね…
誰がやっても難しい役かもしれない。
でも坂口さんは若すぎたかも…
話自体は良い。
島の人たちの愛嬌や子供達の反抗するシーン可愛かったなぁ。
でも、また観るかって言われると…

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みきねこ

4.0純粋。

2013年11月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

出会いと別れ。子供たちの純粋な心が伝わってくる。先生を信じている生徒。先生を通して島の人達と心が通じあっていく。そのなかで先生も成長し、新しい自分の人生に向かい歩んでいく。

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りんごえん

2.0夏の終わりに見たい作品です。

2009年10月9日
PCから投稿

幸せ

夏の四国を舞台にした映画、決して粗末な作品ではないと思います。見終わった後に幸せな気持ちになれました。でも、キャスティングがなぁ。何故、坂口憲二さんなんだろ。

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belfry