難波金融伝 ミナミの帝王 スペシャルVer.50 金貸しの掟

劇場公開日:

解説

おなじみミナミの高利貸し・萬田銀次郎と、非道な手口で私利私欲を満たそうとするヤクザの戦いを描いた、劇場版とオリジナル・ビデオ版を合わせたシリーズ通算第50作となる金融ドラマ。監督は「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART XVII プライド」の萩庭貞明。天王寺大と郷力也による原作キャラクターを基に、「新・影の軍団」の友松直之が脚本を執筆。撮影監督に「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PART XVII プライド」の三好和宏があたっている。主演は「新・日本の首領III 激闘篇」の竹内力。ゲスト出演に、「すくらんぶる・ハーツ Scramble Hearts」の隆大介と『激安王 通天の角 酒販の巻』の大輝ゆう。

2004年製作/112分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:2004年5月8日

ストーリー

トイチの利息で金を貸し、容赦の無い取り立てで”ミナミの鬼“と恐れられている銀次郎の、顧客である洋食屋店主・菅原や町工場社長の新里らに群がる詐欺金融。お陰で、菅原らの負債が回収不可能となった銀次郎は、そのバックで巨大組織・杉浦会の若頭・堂本が糸を引いていることを突き止めるが、更に、組の跡目を狙う堂本が組長代行として一家を取り仕切る未亡人・雪乃を失脚させるべく、中井組と折半することになっていた大手ゼネコン・京阪開発の徳島のリゾート・ホテル開発に関する地元対策の仕事を、チンピラの川谷を使って頓挫させようと画策、その為に邪魔になった若頭補佐で次代組長候補の藤木まで手にかけていたことも判明する。中井組にも当座の対策費として5千万円を融資していた銀次郎は、そんな堂本の極悪非道なやり口を知って憤怒。潜伏していた川谷を捕まえ、彼に証言させることで堂本を逮捕に追い込むと、数日後、責任を感じた新組長・雪乃から菅原らの負債回収にも成功するのだった。

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