NOEL ノエル(2003)

劇場公開日:

解説

他人の願いを叶えてやりたいと切望する殺し屋と、彼に殺しのテックニックを学ぶ老女が繰り広げる騒動を描いたヒューマン・コメディ。監督は、本作が初の劇場用作品となる『ミーマーズエンジェル』の梨木友徳で、自ら脚本も執筆。撮影監督には「TOKYO 10+01」の小林元があたっている。主演は、映画初出演となるロックバンドLa'cryma Christiのヴォーカリスト・TAKAと「ホテル・ハイビスカス」の平良とみ。DV・DLPシステムでの上映。

2003年製作/90分/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ(共同配給 シー・エー プランニング)
劇場公開日:2003年4月26日

ストーリー

沖縄に暮らすパワフルなおばぁ、かほるのもとに、暗殺ビジネス・株式会社楽園が勧誘にやって来た。夫・徳太郎の出征時、彼だけの為に焼いた煎餅を食べてしまったかつての恋敵・エイを今も恨み続けている彼女は、早速、彼らに殺しを依頼するも、突然、自らの手でエイを殺したいと思い立ち、徳太郎にそっくりな暗殺者・みかさに殺しの訓練を受けることになる。そして厳しいトレーニングの末、かほるはエイを殺害した。ところがその時、何者かが撃った銃弾でみかさが視力を失ってしまう。犯人は、かつてみかさに妹を殺された兄の孝。彼は、独自の調査でみかさを割り出し、彼に復讐しようとしたのだ。しかし、それには大きな誤解があった。実は楽園には、病院から余命の限られた人間の情報を受けると、その人に恨みを持つ人間を探し出し、暗殺を装い依頼人の欲望を満たしてやると言うからくりがあったのだ。即ち、エイも孝の妹も実際には殺されたのではなかったのである。それを知ったかほるはみかさと共に、尚も攻撃を仕掛けてくる孝に釈明。お陰で孝の誤解は解けるが、その後、楽園は解散。かほるは、みかさの杖となりふたりで暮らすようになるのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
梨木友徳
脚本協力
佐野あずみ
田川幹太
企画
宮下史之
矢部浩彦
製作
唯敷和史幸
仁平幸男
プロデューサー
公野勉
林由恵
鈴木裕光
水上繁雄
共同プロデューサー
倉持健一
東田眞一
石川伸彦
撮影監督
小林元
美術監督
松塚隆史
イメージデザイン
善養寺満
音楽
木村達司
主題歌
TAKA
録音監督・整音
臼井勝
効果
臼井勝
照明
椎原教貴
編集
梨木友徳
石川伸彦
特殊衣裳
山田衣裳店
スタイリスト
佐々木英治
今井良美
VE
矢部光宏
アシスタントプロデューサー
鴻池和彦
製作担当
池原健
助監督
多胡由章
荻島達也
スチール
広瀬順子
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