ミスター・ルーキー

劇場公開日:

解説

プロ野球選手になる夢を捨てきれず、パートタイムのピッチャーとなったサラリーマンの奮闘を描いた青春コメディ。監督は「ダブルス」の井坂聡。脚本は、佐藤佐吉による原案を基に井坂監督と鈴木崇が共同で執筆。撮影を「ダブルス」の佐野哲郎が担当している。主演は「無問題2」の長嶋一茂。HD24Pからのキネコ。

2002年製作/118分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2002年3月23日

ストーリー

200X年、夏。阪神タイガースは、甲子園球場限定の謎の抑えの覆面エース、ミスター・ルーキーの活躍で快進撃を続けていた。ミスター・ルーキーの正体は、大手ビール・メーカーに勤務する32歳のサラリーマン・大原幸嗣。高校時代、甲子園予選の決勝に進出する程の剛腕の持ち主だった彼は、肩を壊してからは野球を離れていたが、マッサージ師で阪神のトレーナーでもある楊との出会いをきっかけに、パートタイム・ピッチャーとして球界入りを果たしたのだ。だが、それを知るのは瀬川監督と楊だけ。今の仕事を捨ててまでプロになる自信の無かった彼は、妻の優子や小学生の息子の俊介にももうひとつの仕事を明かしていない。ある日、幸嗣の会社で新製品ルーキービールのCMモデルに、ミスター・ルーキーの起用案が持ち上がった。しかも、阪神がリーグ優勝すれば全国発売になると言う。交渉役に抜擢された幸嗣は、早速瀬川監督に相談。そんな彼に、瀬川監督はミスター・ルーキーの甲子園球場以外での登板を要求した。果たして、その条件を飲まされ奮闘して見せる幸嗣であったが、やがて二重生活の疲れはピークに達し、登録を抹消されることとなってしまう。仕事と夢の両方を失いかけ、自信喪失の幸嗣。しかし、実は夫がミスター・ルーキーであることに気づいていた優子に励まされた彼は奮起。宿敵・ガリバースとのリーグ優勝を賭けた最終戦に覆面無しで登板すると、見事阪神を優勝に導き、ルーキービールの全国発売も成功させるのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
井坂聡
鈴木崇
原案
佐藤佐吉
台詞
飯島早苗
製作総指揮
伊地智啓
企画
大木達哉
プロデューサー
田村三勇
赤井淳司
清水啓太郎
プロデューサー補
加藤賢治
絵コンテ
橋爪謙始
撮影
佐野哲郎
美術
斉藤岩男
装飾
大坂和美
音楽
和田薫
音楽プロデューサー
高橋信之
主題歌
ウルフルズ
録音
今井善孝
整音
浅倉務
森本桂一郎
効果
佐々木英世
照明
渡部嘉
編集
菊池純一
スタイリスト
宮本まさ江
HD統括
都築正文
HD技術統括
井上充夫
HD編集統括
山田昭人
制作担当
田口聖
助監督
藤江義正
スクリプター
中田秀子
スチール
安保隆
ビジュアルエフェクト
松本肇
杉本信章
CG
阪上和也
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受賞歴

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映画レビュー

3.0阪神タイガースの現役選手も出演!

2019年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

野球好きの友人が熱く語るのを聞かされていたことを思い出し、仕事帰りにDVDをレンタルして鑑賞。
特別阪神タイガースのファンというわけでもなかったが、試合のシーンは白熱していて引き込まれた。
主演の長島一茂や駒田徳広をはじめ、当時の阪神タイガースの現役選手だった、八木裕、藪恵壷、桧山進次郎、広澤克実、矢野輝弘なども出演。
新大阪にある取引先の担当者は、阪神ファンで特に八木裕さんのファンだったので、営業に行った際の話のネタにしようという思惑も自分の中で見え隠れしていた。

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竹下真弘
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