人間の屑

劇場公開日:

解説

平成のダメ男の無軌道で出鱈目な人生を、パンクに描いたドラマ。監督は「ちんちろまい」の中嶋竹彦。町田康による原作を基に、「ローカルニュース」の中村義洋が脚色。撮影を「火垂」の猪本雅三が担当している。主演は「式日 SHIKI-JITSU」の村上淳。尚、本作は『J・MOVIE・WARS 5』として製作・公開された。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/94分/日本
配給:サンセントシネマワークス
劇場公開日:2001年3月31日

ストーリー

一時は評論家連中にも評判だったパンクバンドのヴォーカル・清十郎は、メンバーが起こしたアシッド持ち逃げ事件から仲間を見捨てて逃げ、今は祖母の経営する温泉旅館に逼塞している。しかし、祖母の自分に対する腑抜けのような扱いに辟易した彼は再起をかけて再び上京するも、仕事は見つからず、結局、バンド時代のファンだと言う女・小松の部屋でヒモのような生活を送ることになる。ところが、そんな生活も彼女の妊娠で長くは続かなかった。そこで清十郎は、小松の友だちで、やはり彼の子供を孕んだミオと共に、母の住む大阪で亡父の経営していたうどん屋を後継することに。だが、一時は繁盛したうどん屋も次第に売り上げが落ち込み、その後、店を風俗店に転向するも失敗。しかも、小松までもストーカーとなって彼の前に現れる始末。追いつめられた清十郎は、戦闘服に身を固めるとモデルガンを手に抗争中のヤクザに向けて走り出した。

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