あしたはきっと…

劇場公開日:

解説

一夏の恋と不思議な体験を通し、女子高生が成長していく姿を描いた青春ファンタジー。監督は「絵里に首ったけ」の三原光尋。北野勇作と三原監督による原案を基に、「蝉祭の島」の高橋美幸が脚本を執筆。撮影を「ドッグス」の本田茂が担当している。主演は「ときめきメモリアル」の吹石一恵。スーパー16ミリからのブローアップ。2001年4月28日より大阪・ワーナー・マイカル・シネマズ茨木、東岸和田にて先行上映。

2001年製作/87分/日本
配給:大映
劇場公開日:2001年5月19日

ストーリー

17歳、高校2年生の夏音は、代々葡萄園を営む家に両親と妹、祖母と住んでいる。だが、仲良しの祖母は入院中でこのところ意識がなく、心配する夏音は学校の帰りに見舞いに行く毎日だ。一方、夏音が所属する空手部は、大会に向けて厳しい練習が続いていた。選手としての夏音は、素質はいいものを持っているものの、今ひとつ練習に身が入らず好成績を残せない。そんな彼女が退部しないのは、秘かに心寄せる初恋の人がいるからだ。その相手は谷口先輩。7月21日、親友の香織らに励まされ、遂に谷口先輩に気持ちを告白することになった夏音。ところが、谷口先輩には既につきあっている人がいてフラれてしまったばかりか、その彼女というのが空手部の倉持先輩だったことを知りダブルショックを受けてしまう。「今日なんかなくなっちゃえばいいのに」葡萄畑で出会った見慣れない女の子の前で、夏音はそう呟いた。果たして、その言葉通り彼女は再び7月21日を送ることになる。だが、フラれると分かっていることまで繰り返すバカはいない。谷口先輩への告白を止めた夏音は、先輩の自転車の後ろに乗せて貰うことで淡い初恋を想い出にしようとした。しかしその夜、夏音が幼なじみの裕司と一緒にいるところを彼とつきあっている香織に見られて勘違いされたり、倉持先輩が骨折したりと事態は思わぬ展開へ。困った夏音は葡萄畑の女の子にもう一度21日をやり直せないか頼み、二度フラれるのを覚悟で本来の21日を繰り返した。それから暫く後、祖母が他界した。遺品の整理の手伝いをしていた夏音は、娘時代の祖母の写真を見つけて驚く。そこに写っていたのは、紛れもなく葡萄畑の女の子であった。部内試合の日がやって来た。対戦相手の倉持先輩には力及ばなかったものの、精一杯力を出し切った夏音の胸は爽快感でいっぱいだった。こうして彼女の17歳の夏は終わり、新学期、ちょっぴり成長した夏音の姿が道場にあった。

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映画レビュー

1.0くだらない悩みと面倒な青春

2014年8月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

寝られる

良くも悪くも当時の女子高生のまんまだと思いました。

懐かしく感じる人もいるかもしれません。
確かに、友達と会話がそのままで、かなりリアリティがありましたが、懐かしさを感じるような見せ方ではないよう感じました。

こんなにもうるさくて、生意気で、くだらないことでうじうじしてたんだなと、青春のきらめきよりは、そんないいものではなかったなと思いました。
あの中に一時間いるのも耐えられない。

友達からの無責任な恋の応援や、告白することをゲームのように楽しまれている様など、応援や心配してるようで、されていなかったな…。
友情の嘘臭さが普通に表れてました。

勝手な被害妄想で怒られたり、めんどくさい世界だなと思いました。

普通の青春映画かと思いきや、同じ日を何度かやり直したり、非現実が起こり驚きました。
でも、一見悪いことが起こっても、それが必ずしもいい結果に繋がる訳ではないと思えたのが、いい点でした。

くだらない事で悩むだけで、途中で見るのを辞めようと思いました。
佐藤隆太、尾野真千子の高校生姿が新鮮でした。

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りりまる
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