港のロキシー

劇場公開日:

解説

夏の函館を舞台に、恋人のような姉弟とひとりの青年の三角関係をレトロ色豊かに描いた青春活劇。監督・脚本は「オートバイ少女」のあがた森魚。撮影を「代官山物語『探偵誕生』」の白尾一博が担当している。主演は、実質上映画初出演となる岡和則と藤丸美哉、河原孝俊。

1999年製作/87分/日本
配給:アルゴ・ピクチャーズ
劇場公開日:1999年10月23日

ストーリー

北海道函館、夏。両親を亡くし親戚の家にひとりで暮らす菜穂子の元に、東京から弟の橘人が帰ってきた。恋人のような危うい関係のふたり。そんな彼らの前に、地元のアイスホッケーの花形選手・健三が現れる。インラインスケートに夢中の橘人は、競技の特訓の為にインラインスケートを使用する健三と何かと対立するが、いつしかふたりの間には友情が芽生えていく。しかし、それと同時に健三は菜穂子との間に恋愛感情を抱き始めるのだった。奇妙な関係で結ばれた3人。そんなある日、健三は橘人に函館山から大沼公園までインラインスケートのレースをしようと持ちかける。そして当日、レースのあまりの過酷さに橘人の仲間が次々とギブアップしていく中、最後まで闘い続けた橘人と健三は並んでゴールする。

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