ポルノスター

劇場公開日:

解説

デートクラブを経営するチンピラと、ヤクザ狩りをする正体不明の青年との奇妙な交流を描いたストリートムービー。監督、脚本は「ビリケン」などの脚本家として知られる豊田利晃で、本作が監督デビュー作。撮影は「愚か者 傷だらけの天使」の笠松則通。主演はコメディアン千原兄弟の弟、千原浩史。

1998年製作/98分/R15+/日本
配給:リトル・モア
劇場公開日:1998年10月10日

ストーリー

東京の渋谷。デートクラブを経営している上條は上納金をヤクザに納めるだけの毎日にうんざりしていた。ある日、上條の前に荒野というひとりの青年が現れる。彼は街でぶつかって因縁をつけてくるヤクザを何の躊躇もなくナイフで刺した。上條は荒野に興味を持ち、デートクラブに連れて行って面倒を見るが、すぐに荒野はそこを出て行ってしまう。ぼんやり街を歩く荒野に上條ところのデート嬢・アリスが声をかける。アリスは、荒野と公園でスケボーをし、始終無口な荒野の心を少し開かせた。ふとしたことから大量のLSDを手に入れたアリスは、それを金に換えて、一緒にこの街を出ようと荒野に提案する。しかしLSDを換金しに行ったアリスを待っている間に、荒野の気は変わった。荒野はナイフばかりが入ったカバンを下げて、ヤクザ事務所に押し入り、その場にいた全員を血まつりにした。そして上條との対決が…。

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映画レビュー

3.0ヤクザ、いらん

2020年4月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

ジュニアで映画を撮りたかった豊田、ワルくて格好良い憧れが見え隠れする豊田、安藤昇以来は大袈裟にしても本物の鬼丸やある意味での本物なKEEを集結させた豊田、"大学生がヤクザを刺し殺した"そんな事件を映画にした豊田利晃。

千原浩二は役者としても優れた存在感を醸し出し、夜中にやっていた頃の"すべらない話"までは良かった、あっという間に全国区に、、、好きなバンドが売れて皆が知りツマらん曲しか出さなくなり、そんな存在に近い芸人かも。

山本政志監督作「ジャンクフード」で、イヤ、事前情報はあった鬼丸って度肝を抜く威圧感に十代だった自分はイチコロで興味津々。

モデル時代から現役で大好きなKEEこと渋川清彦、今やっと時代が彼に追いついた訳なのは確定で、デ・ニーロの若い頃の作品を観ると笑顔や表情がKEEに似ていると感じる今日この頃。

実生活でリアルに悪い方向に突き進んだ感もある豊田監督の役者選びのセンスが功を奏し、演技が上手いとは言えないジュニアや鬼丸とKEEって異端な存在を、そんなスタンスは今も変わらない豊田利晃が嫌いになれない。

粗い脚本、不親切すぎる演出、荒いメインキャストの演技を、杉本哲太や麿赤兒ってクセのある役者が包み込む存在感に意味分からない広田レオナ。

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万年 東一

3.0Majiで突き刺す5秒前

2019年7月21日
iPhoneアプリから投稿
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