罪と罰 ドタマかちわったろかの巻

劇場公開日:

解説

東京にやってきた大阪の万年ヒラ刑事が、デートクラブ嬢殺人事件をきっかけにトラブルに巻き込まれる様子を描くドラマ。田中良明の原作(双葉社・刊)を原作に、劇場未公開となった「東方見聞録」以来の井筒和幸が監督。脚本は稲葉一広、撮影は高橋俊光が担当。主人公の狭間刑事役に、TV等で人気のコメディアン、間寛平が扮する。

1994年製作/日本
配給:ヒーロー
劇場公開日:1994年1月29日

ストーリー

大阪吹田署に勤務する万年ヒラ刑事の狭間寛は、府警本部長・進藤の頼みで家出してデートクラブ嬢をしているという進藤の娘・美沙子を探すため東京へやって来た。進藤に紹介され東京の刑事・岡下に会った後、狭間はあっせん屋の布施の協力をとりつけ彼女を探すが、ひそかに狭間を尾行していた刑事の真田がホテルで射殺され、布施の恋人・春美もプロの殺し屋・辰巳に殺される。おまけにその犯人として狭間は指名手配されてしまい、布施やようやく探し当てた美沙子ともども3人は、警察と殺し屋の両方から逃げ出す羽目に。実は岡下と地下組織の女ボス・黒崎友香が通じており、その上進藤こそ組織の真のオーナーだった。進藤と友香が通じていることを証明する写真を美沙子が持っていたことから、狭間はダシに使われ命を狙われるようになった。逃走のさなか、布施が岡下に殺される。また娘を生かそうとする進藤も辰巳に殺されるが、狭間と美沙子はその辰巳との最後の戦いを何とか切り抜けた。残った友香と岡下との間でも裏切りあいが起こり、狭間と美沙子は無事逃げ切るのだった。

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