劇場公開日 1990年10月20日

つぐみのレビュー・感想・評価

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3.5旅館に泊まってみたい

2023年10月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ツネ

2.5真田広之vs.吹石満(直接バトルはなし)

2023年9月25日
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単純

寝られる

萌える

吉本ばななのTSUGUMIが原作。
西伊豆松崎の梶虎旅館が舞台。
従姉のまりあ(中嶋朋子)の語りで綴られるつぐみという名の同級生の従姉(牧瀬里穂)の話。ともに18~19歳時の撮影。
病弱だったため甘やかされて育ったつぐみはひがみっぽくて、口が悪く、奇抜な格好をしたり、家族の愛情を試すような悪態をつき、物凄く迷惑な存在。小悪魔というより悪魔と語られる。牧瀬里穂のコロコロ変わる目付きの印象は多部未華子のそれとちょっと似ていた。なかなか名演だと思う。
姉の洋子と同居する従姉のまりあが神。仲良くしていられるのがとても不思議だった。
近所の美術館に勤務することになった青年高橋恭一(真田広之)とつぐみは恋に落ちる。つぐみは中学のときから不特定多数と交際していたが、そのうちの一人地元の不良(なんと、髪フサフサの吹石満)が卑怯な仕返しを恭一にし、飼い犬のピンチを浜で殺してしまう。つぐみは不良たちに一人で仕返しを企てるが、その過程で体調を崩して入院してしまう。
中嶋朋子の透き通るような美しさが印象的な映画。
財津和夫とあがた森魚、安田伸が出演。
梶虎旅館はもうないらしい。残念。

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カールⅢ世

3.5海辺の風景

2020年7月24日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

萌える

中嶋朋子さん、真田広之さん味わい深い演技、牧瀬里穂さん体弱い設定のヒロインだけど、昔のCMの影響もあり、ちょっと元気過ぎの気が(^-^;

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褐色の猪

3.0「よお、ブス!」

2018年11月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

萌える

西伊豆の小さな港町の、旅館の娘のつぐみ。
町でも評判の美人だが、生まれつき身体が弱い。さぞかしおしとやかな娘かと思いきや、
意地悪で、粗野で、口が悪く、ワガママで、甘ったれで、ずる賢い…という、性格ブス。
周囲を振り回す破天荒ヒロイン。
しかし、不思議と人を惹き付ける。

当時、19歳。
牧瀬里穂の圧倒的な魅力!
ただ可愛いだけじゃなく、その口から飛び出す「俺」「~だぜ」の男口調は、今で言うツンデレ。
気の強さは、本当は脆くて弱い自分をカモフラージュ。あるシーンの、雨に濡れた子猫のような表情は堪らなく男心をくすぐる。
時に激しく、時にしおらしく、堂々と演じ、確かに新人賞総ナメもの。

東京で暮らす従姉妹のまりあがこの町に帰ってきて、一緒に過ごすひと夏。
つぐみは不良から助けてくれた青年と恋に落ち、それがまたトラブルを巻き起こす…。
まりあに、中嶋朋子。『家族はつらいよ』ではすっかりオバサンだが、この頃は牧瀬里穂に負けず劣らず何と可愛い!
青年に、真田広之。何とハンサム!

青春ラブストーリーと言うより、ノスタルジックな青春ドラマ。
市川準監督の演出は、繊細で淡々と。
快テンポやコミカル要素や胸キュンポイントもナシ。
美しい映像、延々流れるヒーリング・ミュージックのような音楽、詩的なナレーションで、人によっては退屈で、眠気を誘うかも。
しかし、この雰囲気は嫌いじゃない。

まりあがナレーションで回想。
終盤、つぐみがある事で床に伏し、そういうオチに…?
いやいや!憎まれっ子世にはばかる。
ラストシーンの変わらずの“絶口調”に、こちらも笑みがこぼれた。

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近大