劇場公開日 1984年12月15日

ゴジラのレビュー・感想・評価

全29件中、1~20件目を表示

3.5怖いゴジラ‼️

2023年11月15日
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楽しい

怖い

単純

冒頭の巨大フナムシが怖い‼️幼い頃見て、いまだにトラウマ‼️54年版のゴジラよりも先に鑑賞してますので、怪獣プロレスではない怖いゴジラが新鮮でした‼️スーパーXがカッコいい‼️一度はゴジラを撃退します‼️そのスーパーXをビルの下敷きにして、破壊したときのゴジラのドヤ顔‼️ただラスト、鳥の鳴き声を真似た超音波で火口に落ちていくゴジラがなんか間抜け・・・。

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活動写真愛好家

3.5帰ってきた怖いゴジラ

2023年11月9日
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行くところまで行ってしまった昭和ゴジラシリーズは第15作「メカゴジラの逆襲」を最後に一旦終了しその後9年間の沈黙となる。そして満を持して東宝が送り出した本作である。

ストーリーは第1作を踏襲し、「怖いゴジラ」を蘇らせた。
本作の決戦の舞台は東京なのだが1984年の段階ですでに銀座マリオンや新宿高層ビルなど東京の風景を構成する要素が既に揃っていたことに驚かされる。

ゴジラとそれを迎撃する自衛隊の首都防衛空中要塞スーパーXが互いに相手を探しゴジラが銀座を練り歩く中、マリオンにゴジラの影が映し出されるシーンは本当に映画っぽくてこの映画で最も美しいシーンである。
有楽町に東宝の本社が有楽町にあることからこの界隈の再現に異常にこだわったそうである。

そして本作は沢口靖子の実質デビュー作でもある。
沢口靖子は相当な大根役者でゴジラ以上?に演技が出来なかったのであるが、その圧倒的な可愛さは観客の度肝を抜きその年の日本アカデミー新人賞を受賞し、挿入歌「さよならの恋人」まで歌った(この歌もなかなかのもの)。
しかしそんな彼女が40年経っても演技はちっともうまくならず、そのくせ変わらぬ美貌で「科捜研の女」シリーズの主役などで活躍し続けると知れば本人もびっくりであろう。

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カンパク薬局

2.0むぅ……配分が肌に合わない。

2023年11月8日
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悲しい

興奮

寝られる

映画.com用
前提として
・ゴジラシリーズだと、『ゴジラ』(1954)と『ゴジラ2000 ミレニアム』『シン・ゴジラ』は視聴済。
・橋本幸治監督の他作品は未視聴。
・中野昭慶特技監督の他作品は未視聴。

 核の象徴や恐怖の対象ではなく、一匹の生物として"ゴジラ"を描きなおそうとした作品。

 まずはゴジラ。今回は悪役然としたデザイン。ここから従来の描き方とは違うのだな、ということが理解できる。
 あくまで恐竜のような古代からいた生物で、帰巣本能もあれば痛みもある。寄生する生物もいるし、放射熱線を撃つのも防衛本能。なるほど、納得はできる。
顔の表情とか、それに伴う技術は素晴らしい。表情が豊かだから、結果的に人間みたいなゴジラに見える。
 終わり方などを鑑みると、これらの選択自体は間違いではないな、と思う。
 しかし、登場までの前振りが少なすぎる。人類皆が"ゴジラ"というものを知っている世界観なので、登場したときの盛り上がりがあまりにも薄い。
 出現すると、どうヤバいのか。あいつが歩き回るだけで日本はどうなってしまうのか。そんな描写が足りなさ過ぎた。前作から9年ぶりに制作された作品。当時の人でも、ゴジラ=恐怖のイメージは薄まっていたんじゃなかろうか。どうにも物足りない。
 何より、人の亡くなる描写がほぼ無い。序盤に出てくる巨大ノミの方が圧倒的に怖い。狙って消したにしても、ゴジラに対する危機感がイマイチ伝わらなかった。初めから好きにさせちゃえばよくない? 街の被害はすごいけども。

 今作では、アメリカとロシアが日本に核を撃ちこもうとする流れがある。要人たちの会議、それから首相が説得するまでの流れはめっちゃ面白い。当時だからこそのメッセージ。
 アメリカとロシアがゴジラを攻撃しようとする理由は分かる。納得もできるし、「本当に怖いのは人間」みたいなメッセージも受け取れる。
 それはそれとして、日本がゴジラをどうにかして殺さなくてはいけない実感が湧かなかった。

 人間側もちと微妙。
 主役の記者である牧、船の生き残りである奥村、その妹の尚子、そしてゴジラを生き物として捉える林田博士。面白い要素がかなりあるのに、あんまり盛り上がらない。変に恋愛要素を入れなかったことには好感。
 官邸会議、空気がぼんやり。なんだろう、このモヤモヤ感。ゴジラに対する危機感が薄くて、なんの会議をしているのか分からなくなってくる。やっと危機感を感じれたのは、ゴジラが真上を通過したときだけ。
 でも、首相はめちゃくちゃ良かった。あの小林桂樹さんの苦虫をつぶしたような表情で、常に周りの意見を聞き、自分の意思を米露の首相にまで伝える。一番の苦労人ではないかしら。ゴジラが動かなくなった時の安堵した表情にも共感が持てる。こういう人が「ゴジラを殺す」決断をするから説得力が生まれる。あぁ、国を守るってこういうことか。

 ストーリーは基本的に初代と変わらず。ゴジラが出てくるから、それに対する対処方法を考え、実行。しかしうまくいかない。最後は、意外な方法でゴジラを葬る。
 あえて違うところを挙げるならば、みんながゴジラの存在を知っていること、核爆弾がゴジラの回復に使われたこと、だろうか。ただ、初代から今作までの間の作品は観ていないくても、唯一の特徴みたいなところは分からなかった。多分、ゴジラが周知されてる世界線は何個もあっただろうし、核を使った結果ゴジラが回復する流れもいくつかあったと思う。明確な違いは見出せない。

 さて、特撮技術。
 まず、前述したとおりゴジラの表情が良くできている。着ぐるみ自体の進化とでも言うべきだろうか。そこにメリット・デメリットはあるものの、素晴らしいと感じた。
ミニチュアの建築物、それらの破壊、そしてゴジラとその足元で逃げ惑う人間たちという合成(?)もかなり迫力があって楽しかった。東宝特撮すげぇ!ってなったところ。

 しかし、対ゴジラ兵器"スーパーX"がどうしても蛇足だったように見えてしまう。というか一番気になった部分かもしれない。単純にこの作品に合わない。
 まず、出てくるまでのワクワク感が一切ない。そう見せたくなかったのかもしれない。「人間の方が悪なのでは?」というテーマを見せるための装置だったのかもしれない。
それでも、せっかく出そうとしているし、政府の要人が待ち望んでいるような兵器なら少しはワクワクさせるような演出つけてもいいのでは? と思う。
 特撮技術はそもそも秀でているから、そこらへん凝っても面白かったはず。
 あとレーザービームを撃てるハイテク技術なのがもったいなかった。ビジュアルとか、特撮としてのクオリティは非常に良い。でもイメージでいうと、「核より強い武器」である。なんならゴジラも撃ってる。
 結果的に核への恐怖感まで落ちている。今作のゴジラ、ただのミサイルとか戦車とかで軽くダメージを食らうぐらいの防御力でも良かったんじゃないだろうか。でもそこまで行くともはや"ゴジラ"とは呼べないのかな……うーん。

 武田鉄矢さん……客演要るかぁ?? 演技が問題なのではない。実際、面白い演技しているなぁとは思って観れたし。でも要らない。
 こういう客演に限らず、要らないシーンが全体的に多いと思ってしまう。おまけ以外の理由が見つからないシーンが多い。「それならもっと、こういうシーン観たかったなぁ……」っていう要素たくさん。これは観客のわがままですね。

 (平成初期の)東宝特撮、一匹の感情を持った生物としてのゴジラ、記者たちのヤジ馬的悪、核への呼びかけ。こういった要素が好きならこの作品はオススメできるかも。
 良いなと思える要素はあれど、どうにも配分が肌に合わなかった。そんな作品。

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NandS

1.0なんだかなぁ~

2023年8月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

「怪獣映画」が、ただ怪獣が喧嘩するだけの内容になったので、リアリティを
求める為、ゴジラが宇宙怪獣から人類を守る「正義の怪獣」ではなく、再び
「悪の怪獣」として蘇らせたのだが、これって何?…な感じだ。
作り方がアマチュア的過ぎる。 大学の映研で、ゴジラ・マニアの学生に
億単位の金を出して作らせた映画みたいだ…
スーパーXなんて、チャチなメカで怪獣王ゴジラを倒せる訳ないと思ったら、
あっさりゴジラに潰されて終わり。
ゴジラの大きさと鳥のサイズが合っていないとか、とにかくアラが目立つ。
ラストは、ネタバレするので詳しくは書かないが、ゴジラの最後が
「なんだかなぁ~」的な感じで終わる…

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777

4.0上質なゴジラ作品

2022年1月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

ゴジラ誕生30周年作品。
1954年、1作目のゴジラ出現から30年ぶりの再出現という設定のため、2作目の「ゴジラの逆襲」から15作目の「メカゴジラの逆襲」を大胆にカットして、路線を再びディザスター作品として描いている。
また、昭和最後のゴジラでもある。
下手な宇宙人を出してゴジラをヒーロー視したり、ドタバタコメディ要素をしっかり省いて、政治的なニュアンスをリアルに描いたパニック物としてのゴジラ作品にしたことで、シリーズの中では最も見応えのある作品の一つだと思う。
アメリカ、ソ連の両者が核兵器による攻撃を要求するも、非核三原則を用いてその要求を断固拒否する三田村首相 (小林桂樹)が素晴らしい!

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ヒックス伍長

4.01984年とは、どのような意味があったのか?

2021年5月4日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

1984年12月の公開
1954年のゴジラから30周年の記念作品

前作の1975年公開のメカゴジラの逆襲から9年もの間隔があいた
怪獣ブームは去った

その間どんな東宝特撮映画があったのだろう?

SF映画は2本
惑星大戦争、さよならジュピターだけだ
後は東京湾炎上とかのパニック映画、連合艦隊などの戦争映画しかない

団塊世代はとっくに大人になって怪獣映画から卒業してしまったということだ

第二次ベビーブームは1971年~1974年で、そのピークは1973年であった
怪獣映画ブームを牽引してきた団塊世代は1970年代にはもう結婚して子供を産み始めていた頃だったのだ

怪獣映画とは何か?
1970年代に於いては、それは小学生をターゲットとする娯楽映画として定義されていたのだ
しかし1970年代というのはターゲットの小学生の客層が一番少ない時代でもあったのだ

そんな痩せてしまった市場に予算のかかる怪獣映画を出した所で失敗するだけというのは明らかだ
東映特撮シリーズは予算低下の中でその受け皿になっていったわけだ

なのに惰性で今までの通りの怪獣映画やウルトラシリーズのテレビを作り続けて行けば、ごく少数の例外を除いて粗製濫造に陥るほか無い

帰ってきたウルトラマン、仮面ライダーはその数少ない例外のと言えるだろう

それが1970年代の怪獣映画の置かれた現状であったのだ

そんな1970年代から1980年代の始めに、小学生から十代を過ごした世代もある

それは団塊世代の下の世代
団塊世代とそのジュニア世代に挟まれて、一番数が少ない世代だ

オタク第一世代とは彼らだ
シン・ゴジラを本作の32年後に撮る事になる庵野監督の世代だ
庵野秀明は1960年生まれ

本作の11年後の1995年からはじまる平成ガメラの特技監督樋口真嗣は1965年生まれなのだ

過去の栄光の時代の怪獣映画やSF映画、戦争映画アニメだけでなく、1950年代~60年代、そして彼らの同時代の1970年代の映像作品の名作の数々、SF小説の古典の名作の数々、軍事雑誌、戦記ものが彼らの前に出揃っていたのだ
それら全てを貪欲に吸収し、そのエッセンスを血肉としたのがその世代なのだ

だから彼らはそのような偉大な仕事ができたのだ
彼らの引き出しは守備範囲の広さと深さが桁違いなのだ
単に彼らがそれなりの年齢に達したからでも、持ってうまれた天才のひらめきだけでは決してないのだ

特別の才能を持つ人が、それを大きく開花させ得たのは、豊かな土壌に深く根を張って栄養分をふんだんに吸収していたからこそなのだ

やがて1980年代に入ると第二次ベビーブーム世代
つまり団塊ジュニアが小学生低学年に達し始めた

従来どおり怪獣映画とは小学生のものだと考えるなら、怪獣映画の季節がまたやってきたと捉えて当然だろう
だから1980年に「宇宙怪獣ガメラ」が徳間傘下となった大映から公開されたのも頷けることだ
しかし内容は酷いものであったし興行成績も散々だった

子供は一人では映画館には行けない
求められるのは怪獣映画で育った大人がその子供を連れてくるような映画なのだ

あるいは大人になりきれない青年や大人が観る特撮だ
つまり大人になっても満足できる特撮映画であった筈なのだ

「宇宙怪獣ガメラ」でゴジラ出て来いや!とばかりに挑発されても、その答えを東宝は1984年の本作まで出せなかったのだ

海外ではスターウォーズが世紀の特大ホームランでその答えをだした
しかし日本では惑星大戦争をはじめ答えを出すことに失敗していたのだ

その答えとは、オタクにオタクが喜ぶ映画を作らせることだったのだ

1980年では、団塊ジュニア世代はまだ小学生になったばかり
大人が満足する怪獣映画ではまだついていけない
つまりまだ早かったのだ

本作が公開されたのは1984年
その年、庵野秀明は24歳
1981年のDAICON 3の伝説のオープニングアニメで頭角を現し、1983年にはスタジオぬえに誘われてマクロスの製作に参加をしたり、風の谷のナウシカの作画に参加したりして、そのキャリアをスタートさせ始めていた頃

樋口真嗣はまだ19歳であった
彼は怪獣映画のファンがこうじて、本作が製作
されると聞いていてもたってもいられず、東宝の特撮スタジオに飛び込んで行ったのだ
本作の怪獣造形や、怪獣の着ぐるみの着脱補助からキャリアをスタートさせていったのだ

この二人が知りあったのも、その1984年のDAICON FILMの自主製作映画「八岐之大蛇の逆襲」でのこと

つまりオタク第一世代が、その素養の蓄積時代から、二次創作や自主製作の時代を経て、遂に作り手側として始動し始めたのが本作公開の頃であったということだ

このような中で1984年は訪れたのだ
団塊ジュニア世代は11才になる頃
怪獣映画や特撮映画アニメのターゲットの年代に達したのだ
大人も鑑賞に耐えうる怪獣映画の内容にもついてこれる
そして彼らが大学を卒業するまで10年以上あるのだ

機は熟した!
遂に東宝はゴジラの再製作を決意したのだ

ゴジラは既に何度かリブートを繰り返している
最初のものは1962年のゴジラ対キングコング
次はゴジラ対ヘドラ
しかし今回のはかなり大きいリブートであった
何しろ1954年のゴジラ第一作に直接つながり、それ以外のゴジラ映画は全て無かったことになっているのだから
本気でゴジラ映画を作る意気込みだったのだ

しかしまだ中途半端だ
旧来の怪獣映画の残滓を引きずっている
過去の怪獣映画のエッセンスを再構成し直して新しい時代の新しい怪獣映画とは何か?
その答えには至っていない

その答えが本当にでるのは本作以降になってからだ

特撮も中野昭慶特技監督で、川北紘一が担当するのは次回作からになる

その意味でも本作は昭和ゴジラシリーズから、平成ゴジラシリーズへの橋渡し、過度期の作品であったと思う

しかし本作がなければ、平成ゴジラ以降の作品は無論、シン・ゴジラも無いことになるのだ
であるならば、シン・エヴァンゲリオンも、シン・ウルトラマンまでも存在しないことになったかも知れないではないか

庵野秀明と樋口真嗣がDAICON FILMが発展したガイナックス設立に参画するのも本作公開と同じ1984年のことだ

その樋口真嗣は、本作の11年後の1995年に平成ガメラの第一作「ガメラ 大怪獣空中決戦」を製作するのは前述の通り

つまり、平成以降の特撮にとっても、アニメにとっても、本作が製作されたことは恐るべき巨大な影響があったということだ

1984年
それは、オタク第一世代、そしてその後に続く世代が、オタクがオタクとしての価値観で、オタクが観たい作品を作っていく、そんな新しい時代の幕開けの年であったのだ

クールジャパンに、そして現在につながる一連の作品が産み出され、世界的に評価されていくことになっていく
1984年公開の本作はその最初の狼煙であったのだ

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あき240

3.0今見る価値はないけど。

2021年4月3日
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スターウォーズブームから波及した日本の特撮復活ブームによってやっと復活したゴジラ映画です。復活する前の最後の作品と比べれば、ものすごいグレードアップしている事がわかるでしょう。公開当時はゴジラが本格SF映画となって復活したので大変な盛り上がりでした。
今見る価値としてはゴジラ本体がカッコいい事ぐらいですが、大作映画として復活した、いわゆる長く続いた平成シリーズの第1作目に当たる作品なので、そのつもりで見るとありがたみがあるかと思います。

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zippo228

3.5シンゴジラの前に対ゴジラシミュレーションに挑んだ一作

2019年10月28日
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鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

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ヒロ

3.0シンゴジラの次に視聴

2019年6月3日
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鑑賞方法:VOD

子供向けと思いきや大人の方が楽しめるんじゃないかと思うほどシリアスな話。
今見るとゴジラの目など気になる箇所が多いがそこも味かと。
ハッピーエンドとは言えないラストだが、シンよりは良いエンディングではないかと。

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cure0101

2.0ゴジラ対武田鉄矢

2019年5月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

 ゴジラが子供向けの映画となってから、昔子どもだった大人が大人の手に取り戻したとも言えるリバイバル。徹底した悪役のゴジラに仕立てあげ、登場シーンはさすがに怖い。目が悪党してます!夏木陽介扮する林田生物博士は30年前に肉親をゴジラに殺されたと言ってましたが、前回出演の『三大怪獣地球最大の決戦』では刑事役。関係はなさそうだ。

 三原山を人工的に爆発させるなんて、当時、富士山大爆発などの説が流行っていたこととあわせると不謹慎としか思えないストーリー。そしてアメリカ・ソ連が核兵器の使用を求めてくるという内容。非核三原則にまで言及して、大国のエゴイズム論にまで達する(余りにも酷い脚本だったので付け加えただけの雰囲気がある)。まぁ、そんな中でも総理大臣(小林桂樹)は頑なに核兵器使用を拒否する英断のおかげで、通常攻撃+三原山爆発だけとなってホッとした。

 しかし、徐々に幼稚な展開となっていき、とうとう『キングコング』(1976)のシーンをパクってしまった。武田鉄也の「田舎モンが~」で目が覚める。核は結局ソ連が誤射してしまうところで、この脚本は破綻した。せっかくの反核メッセージさえ消滅した。しかも簡単にアメリカが迎撃して助けるなんてありえない。とりあえず自衛隊の円盤スーパーXが放ったカドミウム弾によってゴジラは沈静化。やじ馬たちはなぜか避難せずに楽しんでる。

 ひどいのは俳優の演技もそうだ。田中健もまだまだ若くて未熟。日本で一番演技の下手な女優沢口靖子も登場だ。リアリティを求めたためか、ゴジラによる破壊活動も中途半端。これを観たアメリカ人がハリウッド版GODZILLAを作りたくなったのもわかる気がする。

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kossy

2.0中盤まではまずまず観せるのに、後半の緊迫感の無さはいただけませんな。

2019年5月13日
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鑑賞方法:VOD

中盤まではまずまず観せるのに、後半の緊迫感の無さはいただけませんな。

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Mr. Planty

2.0ハリウッド映画全盛期に

2019年5月1日
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ゴジラ復活で上がるテンション
父にねだって見に行った
期待しすぎたと落胆する帰り道

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マルボロマン

4.0(ほぼ)リアル・シミュレーションとして復活!

2019年2月9日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

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しゅうへい

3.0昔ながらのThe 特撮!

2018年10月7日
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アキ爺

4.0ゴジラ誕生30周年記念映画!

2018年9月8日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

テレビで録画して見たんですがさすが誰もゴジラに勝てるやつはいない❗️
武田鉄矢さんも出てたのも知らなかったですが役柄が非常に似合ってます!!
※あと、目のドアップの所やめてほしい。

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HIDE Your Eyes

3.0シリーズ第16作目。 平成ゴジラシリーズ幕開けの一作! 怪獣映画か...

2018年7月14日
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シリーズ第16作目。
平成ゴジラシリーズ幕開けの一作!

怪獣映画から真面目な災害パニックムービーに転向し、全体にシリアスな展開が続く。(金八先生で箸休め)
核問題や原発事故への対策、誘導作戦による近隣への配慮など、細かい部分までしっかり作ってある印象。
ヒーローに成り下がったゴジラを原点である破壊神として再構築した新シリーズは本当に偉大だと思う。

この作品を改めて見て、今の技術を最大限生かしエンターテイメント、そして災害モノとしてこの時やりたかったことをしっかりとした完成度で現代に蘇らせた庵野監督の手腕の凄さが改めて伺えた。

残念なのが物語が進むにつれ、政治絡みのお話になりお話の中心がブレ始め前半部活躍するキャラクターがなんとなく薄くなる印象があるのが少し残念。

沢口靖子ディスられまくってるけどゴジラ映画てそもそも力の入った俳優が出てる印象はあまりないのだが。笑

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NORIDAR

2.080mの目がかわいいゴジラ、東京に現わる

2018年6月14日
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鑑賞方法:TV地上波

知的

寝られる

ゴジラに寄生して巨大化したフナムシが漁船に襲いかかる。唯一の生存者奥村宏(宅麻伸)、妹でありゴジラ研究の林田教授のアルバイト生の尚子(沢口靖子)、新聞記者の牧(田中健)。エネルギー補給の為、水中のソ連の原潜を食べるゴジラ。世の中が乱れると天変地異が起こりゴジラが現れる。大臣たちの会議シーン、米ソに対して核不使用を貫く日本側、かなり当時の時事性を反映。港を一気に焼きつくし、丸の内で新幹線を持ち上げ、永田町の首脳会議場をまたいで、新宿で浮浪者の武田鉄矢をびびらすゴジラ。首都防衛戦闘機スーパーX、照明弾でゴジラを上向かせて口にカドニウム弾を食らわせる天丼を三回。牧と尚子の一連のラブシーンは要らないな。三原山の火山に沈むゴジラのシルエットが哀愁があった。

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mimiccu

3.0公開時の印象と

2017年3月28日
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鑑賞方法:映画館、VOD

興奮

単純

時代を経て、家で観たときとは全く違った。
当時は漁船の乾いた死体を見ただけでビックリしたものだが(笑)

沢口靖子が東宝シンデレラで初主演したのがこの作品だったと思うが、子どもの面影を残した姿と今のドラマとかで活躍している姿を見比べると時間の経過を感じる(笑)

ゴジラは着ぐるみのシーンは勿論だが、当時としては最新だった表情の動きは今見ても面白い。
スーパーXのBGMを聞いた時はめっちゃ期待したけど、見事なヤラレ役(笑)

科学的な検証の事実はともかく、火山に誘導するラストは曖昧な決着と言えるが、久々に街を破壊するゴジラを見られるだけで十分だろう。

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うにたん♪(何観ても文句書きそうな気分)

2.5着ぐるみ感が凄い!

2016年9月15日
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鑑賞方法:TV地上波

単純

30周年記念作品となる16作目。

着ぐるみ感が凄いんだけど、たまにリアルに見える。
迫力のある映像にしようとしてる工夫も感じられるし、日本映画にしては頑張った方なのかな?

ストーリーって言うか、流れがちょっと『シン・ゴジラ』と似てるって思ったのは、俺だけかな?

とりあえず、みんな若い( ゜o゜)
そして、沢口靖子が可愛い( ´∀`)

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n.yamada

3.5シン、ゴジラ見た後

2016年8月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

シン、ゴジラ見たので、改めて30年ぶりに見直しました。東京は都庁が出来る前で、概に日劇は有楽町マリオンになってます。これは、いいです!
当時は沢口靖子のイメージだけでしたが
30年ぶりに、ゴジラ復活した。
その30年後に見直しましたが、東京はあんまり変わってないですね。

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よしよし