A・LI・CE(2000)

劇場公開日:

解説

独裁者が支配する未来世界にタイムスリップした少女が、人類の平和の為に宿命の闘いを展開するフル3DCGによる長篇SFアニメーション。監督は、本作が劇場用初監督作品となる『サーフサイドハイスクール』の前島健一。伊藤伴雄と吉本昌弘による原案を基に、「パ★テ★オ」の吉本昌弘が脚本を執筆している。声の出演は『Iain』の清水香里。尚、本作は最新プロジェクターシステム「デジタルライトプロセッシング」(DLP)によるフイルムレス上映技術の完成品として、世界で初めて一般公開された作品である。

2000年製作/85分/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2000年2月5日

ストーリー

西暦2000年。16歳の少女・亜利寿を乗せ、月へ向かっていたシャトルが墜落した。スチュワーデスロボット・SS1Xと共に脱出し、居合わせた少年・ユアンに助けられた彼女は、しかし自分が30年後の世界にタイムスリップしたことを聞かされ愕然となる。30年後の未来世界、そこは独裁者・ネロが作り出したコンピュータ・SS10Xによって支配された恐ろしい世界だった。廃虚と化した村の新聞社で、亜利寿は2015年に自分が最年少で科学アカデミーこそがネロがいる「キングダム」だった。タイムスリップの謎を解く鍵がキングダムにあると睨んだ亜利寿たちは、早速キングダムへ向かうが、その途中、ネロに抵抗する解放軍に捕らえられてしまう。解放軍の地下シェルターに連行された彼らは、そこで科学者・ニコライに亜利寿がネロの母親であるという衝撃の事実を教えられる。実は、ニコライはキングダムで眠り続けている2030年の亜利寿の代わりに、2000年の亜利寿をSS10Xと対決させようと彼女を過去から呼び寄せたのであった。ユアンを人質に、人類の平和の為と称し亜利寿にSS10Xへのハッキングを強要するニコライ。だが、彼の真意は亜利寿を利用してネロを倒し、自らの名を歴史に刻むことにあったのだ。それを知ったユアンとSS1Xは、タイムワープマシンを強奪して亜利寿を元の世界に帰そうとするが、亜利寿はネロとの接見を望んだ。キングダムに潜入し、ネロとの対面を果たす亜利寿。そこで、彼女は「本当の空が見たい」と言い残し自殺した親友・ユミの言葉に縛られていた自分の脳がネロによってSS10Xと接続され、間違って方法でこの世を支配していたという真相を知りショックを受ける。ところが、そこへニコライが乗り込みSS10Xを破壊してしまった。SS10Xを破壊してしまった。SS10Xを破壊してしまった。SS10Xと共に崩れゆくキングダム。ユアンとSS1Xが掩護する中、ネロと別れを告げタイムワープマシンに乗り込んだ亜利寿は、無事2000年の世界に帰還すると、未来の世界をユアンたちが住み易いものに変えていくことを心に誓うのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
吉本昌弘
原案
伊藤伴雄
吉本昌弘
エクゼクティブ・プロデューサー
藤村哲哉
企画
田中和彦
坂井洋一
プロデューサー
竹本克明
伊藤伴雄
渡邊龍一郎
絵コンテ
前島健一
四分一節子
プロダクションデザイナー
木崎ひろすけ
美術
石垣努
美術設定
光元博行
音楽ディレクター
市川邦泰
音楽
村田昭
音楽プロデューサー
伊左進
主題歌
キャロルシミズ
サウンドエンジニア
林毅史
久保田敏之
音響監督
潮晴男
音響効果
丹雄二
編集
掛須秀一
プロダクションアシスタント
根岸あい
プロダクションマネージャー
川勝大志
CGプロデューサー
松浦豊
林丈二
CGテクニカルディレクター
池田正憲
色彩設定
西川裕子
プロダクションアドバイザー
小出一巳
サウンドテクニカルコーディネーター
篠田学
キャラクテーフェイスモデリング
安岡篤志
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