あぶない刑事のレビュー・感想・評価
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日本テレビ系あぶない刑事映画化
昭和バブル。ハリウッド映画全盛期で日本映画が相手にされない時代にあぶない刑事が映画化してシリーズ化したのは大手柄。ちなみに当時の配給収入は1500万円。同時上映のジャッキー・チェン(但し客寄せパンダ)に助けられたとはいえ大ヒットには違いない。
敦煌 4,500 6月 東宝
優駿 1,800 7月 東宝
いこかもどろか 1,600 8月 東宝
あぶない刑事
七福星 1,500 1月 東映
ドラえもん のび太のパラレル西遊記
エスパー魔美 / 星空のダンシング・ドール 他 1,360 3月 東宝
ビーバップ・ハイスクール高校与太郎狂騒曲
はいからさんが通る 1,250 1月 東映
ラストエンペラー 2,450 1月 松竹富士
ランボー3 怒りのアフガン 2,400 6月 東宝東和
危険な情事 1,740 2月 UIP
ウィロー 1,500 7月 UIP
ニューヨーク東8番街の奇跡 1,080 1月 UIP
ハリウッド映画全盛期に日本映画がこれだけ上位に食い込めたんだから昭和バブルらしく日本映画も結構頑張ってカネかけてた。
リアリズムよりダンディズム
突っ込みどころは満載。
80年代のファッション、色遣いも、笑いの種になるか、懐かしいと思うか、温故知新となるか…。
今の映画から比べると、テンポは悪い。
でも何より、カッコイイ。
主役はもとより、中条さん、木の実さん演じる課長にもしびれる。
役者の立ち振る舞い、表情と役者の魅力が最大限に引き出されている上に、
色の配色
光と影の使い方
アングル
一つ一つのシーン、画が、ポスターとして使っても様になる。
ロケハンもよくこういう画となる場所を見つけたなあと感動する。
単に名所巡りではない。
そんな映像に、主役をはじめとする芸達者が、
台詞の掛け合い、コメディ場面と観ていて心地いい連鎖を見せてくれる。
声だけを聴いていても面白い。
人気シりーズになるのも納得。
クライマックスがMVになっていて残念。それはそれで格好良いのですが・・・
傭兵崩れの殺し屋を、タカ&ユウジの刑事コンビが追う物語。
当時の大人気刑事ドラマの劇場版です。
邦画の場合、TVドラマの劇場版の方が「エンターテイメント」と言う割り切りが出来ていて、観る方は楽しめるような気がしています。
本作もそんな「エンターテイメント」と割り切った作品です。
TV版同様、タカ&ユウジの格好良さ、絶妙なギャグ、派手なアクション、そしてそれらを支えるお洒落なBGMが満載です。
TVを知らない方にも、楽しめる作品だと思います。
難点を言えば、瀕死のタカに謝罪するユウジのシーン。劇場版ということで少し余所行きのシーンを入れてしまった印象が強く、個人的にはマイナスでした。
後は、クライマックスのアクション。格好は良いのですが、映画として観れば、迫力や緊迫感はもう少しあって良かったかもしれませんね。
ただでは済まないことするの趣味なの
思っていたよりもふざけている場面が多かった。さらわれたり、死にそうになったり次から次へと。まだ火薬は少ない方。
ダンスのシーンと最後11分くらいが良かった。
オイタするヤツらは容赦しない!
"あぶない刑事(劇場版)" シリーズ第1作。
DVDで鑑賞。
本作の相手はしょっぱなからバズーカをぶっ放して来る危険なヤツら。そんな敵にはあぶないふたりを送り込むまでだ!
ふたりの絆が揺らぐ展開にはハラハラしましたが、物語的にはテレビシリーズの延長線上と云う感が否めませんでした。
しかしながらアクションはスクリーン映えを目指してパワーアップ。カーチェイスやクールなガンアクションに大興奮!
あぶデカらしいオチも最高でした。
[以降の鑑賞記録]
2023/07/22:Amazon Prime Video(東映オンデマンド)
※修正(2023/07/18)
事件が起こっても明るい署内
事件が起こっても明るい署内。銃を乱発するスーパーの強盗の前では幼稚園のお遊戯ごっこする二人。痴漢騒ぎの山下公園に回される。神奈川県警の不祥事が多かった時代の話だといえば社会風刺にもとれるのだろうけど、あまりにもコミカルすぎる・・・しかも笑えない。株に夢中のナカさん(ベンガル)だけが面白い。
画商がライバル会社の株で30億稼いだという設定もバブル絶頂期の象徴のような内容だ。結局はドンパチを目的に生きているような二人。やはり途中で眠くなるが、アクションシーンだけはまぁまぁ良かった。序盤のバイクからダンプカーに飛び乗るシーンが個人的には最高。
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