インベージョン(2007)

劇場公開日:

解説

「ボディ・スナッチャー 恐怖の街」(56)、「SF ボディ・スナッチャー」(78)などに続くジャック・フィニイの古典SF小説「盗まれた街」、4度目の映画化。精神科医キャロルの周囲で、ある日を境に人々が感情を失った“何か”に変貌していく。その症状は瞬く間に伝染し、いまだ感情を残す人々を襲い始める。キャロルは愛する息子を守るために、恋人の医師ベンらとともに原因究明を急ぐが……。

2007年製作/99分/アメリカ
原題:The Invasion
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2007年10月20日

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(C)2007 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. - U.S., CANADA, BAHAMAS & BERMUDA. (C)2007 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED - ALL OTHER TERRITORIES.

映画レビュー

3.5ニコール・キッドマンのボディーがスナッチされる〜💦

2024年4月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWの放送にて。

地球外から襲ってきたインベーダーは、人格を侵略する菌だった…。
ある日突然、身近な人が別人のように性格が変わってしまう。
外見が変わらないから、誰が侵略されているのか分からない。
この設定が面白いから、何度映画化されても基本的に面白い話になる。

ニコール・キッドマンは、撮影当時40歳手前だろうか。
まだまだ美しい。

体内に入った菌は、レム睡眠状態で分泌されるホルモンが作用して人格を侵略する。
感染を媒介するのは、宿主が口から吐き出した粘液。(気色わる〜っ!)
ニコールはこれを浴びちゃうのだから、かわいそうだ。
とうとう、眠ってはならない状況に追い込まれたニコールは、精神科医だ。ドラッグストアで眠らないための薬と飲料を探して手に入れ、ガブ飲みする。それでも睡魔は襲ってくるのだが、耐えられるか。
助けに来た友人(恋人?)の医師(ダニエル・クレイグ)が侵略されてしまっていると見て、直前に手に入れた銃を構えるが、果たして彼を撃てるのか?
追手から走って逃げていても、街中に出ると感染した通行人が大勢いるから、無表情を保って感染者のふりをしなければならない。気づかれずに雑踏を抜けられるか。
スリルとサスペンスに富んでいて、なかなか面白い。

吸血鬼映画やゾンビ映画でもおもうことだが、そこらじゅう吸血鬼やゾンビだらけになって自分ひとりが逃げているなら、いっそのこと犠牲になったほうが楽なのではないか。
睡魔も限界、信頼する人も感染して、万事休すとなったニコールも一瞬は逡巡したはずだ。
感染したダニエル・クレイグは「我々の世界では他人を傷つける者はいない。他人がいないから」と言ってニコールを観念させようとする。
ここで、映画の前半に登場するロシア大使の「戦法も犯罪もない世界。それは、人間が人間でなくなった世界だ」という台詞が皮肉となる。
だが、息子は免疫があって眠っても侵略されない。自分が侵略を許すと息子を置き去りにすることになる。これがニコールが抵抗する原動力となるのだ。

ホラーにしろ、サスペンスにしろ、美女が徹底的に追い詰められるのは、映画の醍醐味のひとつでもある。
ニコール・キッドマンを追い詰められる主人公に起用したことで、この古典的な原作の映画化作品の中で本作は一線を画したと言える。

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kazz

3.0地球外から飛来したウイルスとの戦い。 緊迫感はあったが、映画として...

2024年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

地球外から飛来したウイルスとの戦い。
緊迫感はあったが、映画としてはどこかで観たような展開。
終わり方も呆気なかった。
ワクチンが開発されてめでたしめでたしというのは簡単過ぎる。

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省二

3.0感情をなくした人間って?

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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プライア

3.0母は強し!

2023年12月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

実に斬新なパニック(?)映画でした。
侵略型SF映画とも伝染病ウイルス映画とも違う、それらを融合した新たな作品と言えるでしょう。

寝てはいけない。
単純だけと究極に難しい状況下、冷静な判断で光を見つける事ができるのか。

序盤の不気味な雰囲気を漂わせる、ミステリアスな感じが見ていて楽しかったです。
守る為には自分を犠牲にしても構わない。
子を想う母の力を感じられる一作。

ラストシーンは意見が分かれそうですが、自分だったらちょっともう無理かなぁ…💧

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びぃあぃじぃ
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