モンスター・ハウスのレビュー・感想・評価
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アーケードゲームの連続記録を出すにはオムツまで用意しなければならないのか?!
ロバート・ゼメキスの『ポーラー・エクスプレス』に続いてのモーション・キャプチャー・アニメーション。3DCGによる気持ち悪い動きを見ると、モンスターハウスよりも人間のほうが怖かったりする。さすがにお子様向けの映画だけあって、他人の家の敷地内に勝手に入っちゃだめだよと注意を促すような内容で、小さな女の子が三輪車を奪われたり、DJの友達チャウダーのバスケットボールが奪われてしまったりするのです。
有無を言わせず何でも飲み込んでしまう芝生。怖いようですけど、有料ゴミ・粗大ゴミを置いて逃げてしまえばとても便利そう。大切そうに扱ってその家の前に置いてしまえば完璧だと思います。
モンスターハウスの頑固爺さんが心臓発作により救急車で運ばれてしまうのですが、まだまだ悪さをする家。そこで、DJ、チャウダー、そしてハロウィン用のお菓子を売っていた少女ジェニーの3人が家を退治しようと乗り込みます。太ったお婆ちゃんの存在が明らかになるのですが、ここで『ギルバート・グレイプ』を思い出してしまいました。主人公DJの名前は何の略なのかわからなかったのですが、もしやジョニー・デップのイニシャル?
ストーリーはたいしたことないのですが、色々考えさせられます。他者を寄せ付けないで侵略されることを極端に怯えるような様子はアメリカそのものじゃないのかと思っていた前半と打って変わり、謎が解けてからはそれが逆転する。ネバークラッカーとその妻の怨念が古い慣習と宗教に縛られた小国のように思え、その怨念を解き放ち民主主義を植え付けようとする帝国主義国家の関係。まるで世界の縮図のような争いが描かれていたような気さえしてくるのです。こうなってくると、酔っ払って家に拉致されたボンズは「自己責任だ」とDJたちから非難されるだけかもしれません。
モンスターハウスといえば、9年前に流行ったパチンコの機種にありました。攻略用のPSゲームも持ってます・・・
【2007年1月映画館にて】
真実を知った時の切なさ!
まずストーリー構成がいいと思いました!
最初に出てくる可愛い女の子と口ずさむ歌。
最後のエンドロールでも女の子の歌流れて
癒されましたᐠ( ˆ࿀ˆ )ᐟ
ハロウィンのひまわり姿が!かわいすぎ!
そしてモンスターハウスの真実とおじいちゃん!
もう愛おしく感じます!!
面白かった
CGアニメは大体登場人物に感情移入が全くできず、絵空事としか受け取ることができなくて退屈なまま終わることがとても多い。これまで見て本当に面白いと思ったのは『Mr.インクレディブル』だけだった。
ところが、この映画はなんだかぐっと引き込まれてクライマックスは素直にハラハラして見れてとても面白かった。多分登場人物がいい感じで不細工で、ろくな人間じゃなかったからではないだろうか。戦力がユンボというのもよかった。
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