レイダース 失われたアーク《聖櫃》のレビュー・感想・評価
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音なしで見ても無茶苦茶オモシロい活劇力。
もはや冒険活劇映画の教科書みたいな扱いだが、改めて見直して、面白い映像しか撮らないぞ!とでも言わんばかりの画面の力に驚いた。といわけアクションシーンのほとんどが無声映画でも成立するんじゃないかと思うくらい、一切説明に頼っていない。宝探しのロマンとカラリとしたユーモアのバランスもちょうどよく、それでいて時折スピルバーグらしい過剰なホラー描写が入り込んでくるのもいいスパイス。そしてやはりこの映画のカレン・アレンはシリーズ屈指のヒロインであり、唯一2度登場した女性キャラであることも納得。一作目でこれだけ男性に引けを取らないキャラが描けていたのに、なぜ二作目はああなった?というのは、スピルバーグの女性観を考える上で興味深い資料でもある気がする。
Ultimate Adventure Flick
This movie is spoofed and referenced so often, you will go decades without watching and it's still playing on the back of your eyelids. In hindsight I am surprised people were so upset about Indie escaping a nuclear explosion in a lead-lined refrigerator in Crystal Skull—anything in this movie is just as ridiculous. Harrison Ford really is one the most entertaining figures in movie history here.
テレビの吹き替えでしか観たことなかったので、映画館で観られて嬉しい...
テレビの吹き替えでしか観たことなかったので、映画館で観られて嬉しい。さすがルーカス&スピルバーグの初タッグ作、何度観てもハラハラドキドキ、楽しい。若きハリソン・フォードがカッコいい。プロデューサーのフランク・マーシャルがナチスのパイロット役を演じてたのをエンドクレジットで発見!
べロックがいい
午前十時の映画祭で数年ぶりの劇場鑑賞。
画質がイマイチで残念だったが、これぞスクリーンで観るべき映画。
白人種以外の描き方が差別的だったり、マリオンが乗ったと思われる車が爆発炎上するのをインディ・ジョーンズが呆然と見るだけで助けに行かなかったりと、違和感を感じる所もあるが、これほどまでに映画の面白さを存分に堪能できる映画は無いと思う。
お気に入りはポール・フリーマン演じるベロックで、頭が爆発して退場してしまうのが残念。続編の敵は全てイマイチだったので、ぜひ生き延びてインディ・ジョーンズの宿敵としてシリーズ登場して欲しかったなあ。
結局人から奪ったもの
こんなにvsナチ映画だったんだ。/『オッペンハイマー』を見た後となれば、悪を成敗するものは必ずしも善ではない、というアメリカの宿痾を感じさせ、単なる爽快な冒険譚とも見られないと思った。
ほぼ午後9時の映画祭
「砂の惑星」をついに!と思ったんだけれども、チケット買うときに見ちゃったのよ。このタイトルを!これはこれは…あのインディ・ジョーンズなのか。タイトルにインディ入ってないぞ。どうやらSEASON1には入っていないらしい。TOHOシネマズだったら、絶対午前10時からしか上映しないぞ。なんて貴重な!ハリソン君が若すぎてもはや別人。クライマックスのあの軍服に見覚えあるぞ。最終作のあの列車で。スピルバーグ監督なんて胸熱過ぎるし、1981年当時はVFX技術なんてないだろうから、リアルすぎて、めっちゃハラハラしながら見てました。seconddirectorでマイケル・ムーアの名前を見たような気が。あの近藤春菜?
ハリソン・フォードがとにかく若い
午前十時の映画祭14での鑑賞。第5作目は去年見ましたが、第1~4作目はテレビでも観たことがありません。よって今回初めて観る映画になります。
第1作目だけタイトルにインディ・ジョーンズの名前が付いていないんですね。1981年公開の作品とは思えないくらいのクオリティの高さ。そして大音量で流れるテーマ曲が良い。観てよかったと思える映画でした。
インディアナ・ジョーンズ
二作目「魔宮の伝説」は中1当時、友達と観に行ったが(同時上映はスター・トレック/ミスター・スポックを探せ)一作目「レイダース」は劇場スルー
午前十時の映画祭で今回、劇場初鑑賞
公開当時から約40年、まさに光陰矢の如し
ヒロインのカレン・アレン、いい味出してましたね(次作のヒロイン、ケイト・キャプショーは現スピルバーグ夫人に)
土曜の朝から劇場で「インディ・ジョーンズ」を観る幸せ、噛み締めましたオワリ!
場内終映後、拍手喝采! 21時の「午前十時の映画祭14」! シリーズ最高傑作を大音響大スクリーンで!
TOHOシネマズの「午前十時の映画祭14」が、本年度から「グランドシネマサンシャイン 池袋」でも上映開始!
やった!しかも、「午前十時の…」なのに21時から観れます!朝早起きしないで済みます!
さらにさらに、高音質大音量大スクリーンのBESTIA上映です!!
今から来年の「妖星ゴラス」「海底軍艦」が楽しみです!!!
それはさておき、記念すべき第1弾が「レイダース」!
観るっきゃない!
40年以上ぶりのスクリーン鑑賞!
同じ池袋文芸座で最初の映画版「スター・トレック」との夢の2本立て名画座鑑賞以来です。
いや~やっぱり面白かった!ワクワクしました!
終映後、場内は拍手喝采!
平日21時の大スクリーンだから満席には程遠いですが。
言わずと知れた正真正銘の監督スピルバーグと製作ルーカスが手を組んだ、スペクタクルアクションアドベンチャー娯楽大作。
シリーズ第1作。
モーゼの十戒が描かれた石板を納めた”聖櫃(せいひつ)”をめぐる謎を追う、トレジャーハンター考古学者の世界をまたに駆ける大活躍。
時は第二次世界大戦期、世界各国が舞台。
有名な”大岩転がし”などの遺跡でのトラップや、車・飛行機を使った追跡アクション、クライマックスの謎のVSFXスペクタクル描写などを、ユーモアを交えながら描く手腕はさすがスピルバーグの真骨頂。
ハリソン・フォードが若くてスマートで生きが良い!
脂の乗ったアクションと演技で、まさに適役です。
要所要所での、ジョン・ウィリアムズのおなじみのテーマ音楽も盛り上がる!
初期シリーズ三部作中もっともバランスが良く、一番面白いと思い大傑作です!
シリーズ最新作でも活躍のヒロインのマリオン(カレン・アレン)とサラー(ジョン・リス=デイヴィス)にも会える!
この機に是非映画館で!
もちろん、このあとの二作の上映も観ますよ!
ディズニーシーのはこっち?
タイトルが同じ「クリスタルスカルの王国」よりも、こちらの方が東京ディズニーシーの「クリスタルスカルの魔宮」を彷彿とさせる内容。
インディーカッコいいし、マリオン可愛いし、もうそれだけで良いよねって感じ。
楽しさ溢れる【冒険活劇】
1981年公開。
インディ・ジョーンズ作品を観るのは全くのはじめてです。
新作がレンタルにそろそろなりそうなので、
初めて今回「レイダース/失われたアーク」を観ました。
とても面白かったです。
スティーブン・スピルバーグが監督そしてジョージ・ルーカスが制作総指揮。
第二次世界大戦中の1936年が舞台。
憎い敵はヒトラーのナチス。
エジプトの宝物の発掘へ。
市場の賑わいや肩に乗る猿。
そしてこの映画のヒロイン。
強くて逞しく美しいマリオン(カレン・アレン)
主人公の考古学者のインディアナ・ジョーンズが神秘のお宝「アーク」を
見つける鍵となる「ラーの杖」を父親から譲り受けていて、ネパールから
インデイと共にエジプトへ来たのだ。
それにしてもCGのあまり進んでいない時代にこれだけワクワクして
スリルある活劇シーンがこれでもかと【てんこ盛り】
やぐら落としみたいなセットの崩壊。
ヘリコプターの爆破と そして爆発。
乗り物はトラックと屋根なしのスポーツカーが切り立った崖を追尾して
崖から真っ逆さま・・・運転席の男を振り落として轢き逃げする、
などなどやりたい放題。
インディ・ジョーンズが考古学者と聞いて呆れる。
ダーティ・ハリーも真っ青の暴れん坊だ!!
考古学の教授なのに、滅茶苦茶・暴走!!
腕っ節の強いこと強いこと!!
ヒーローとしてNo. 1!!
ハリソン・フォードは38歳位で以外と中年です。
だから渋いです。
ハードなアクション、パワー全開。
タフです。
悪党を全滅する魔法みたいなラスト。
ホラー要素もアリなんですね。
ますます早く「運命のダイヤル」が早く観たくなりました。
このテーマ聞いたらやっぱりやらなあかん!と思うわな
製作40周年記念4DX4K作品。
まさに活劇という言葉がピッタリ。
2時間を切るテンポの良さが中身を濃くし
全盛期スピルバーグの実力を知らしめした。
三日月刀を振り回す男をインディがあっさり
射殺するシーンは
実はハリソン・フォードが体調不良で
アクションが撮れないために
簡単に終わらせたそうですが
それすらアクセントになるって素晴らしい
どれ一つムダなシーンがない歴史に残る1作ですね。
90点
イオンシネマ桂川 20210318
考古学者とは
誰もが知る名作傑作でワクワクするアクションなど見どころ多く、ポジティブな印象で有ることは前提で、単純に思うことを述べさせていただくと
考古学者が体力に全振りしすぎでは?。
もう少しでも良いので考古学者という設定を活かして考古学の知識を活用したり知恵やアイデアで危機を乗り越えるシーンがあると良いなと思いました。
現代映画の試金石
映画プロデューサーのキャスリーン・ケネディは本作を「現代映画の試金石(touchstone)になった」と述べた。
まさしく彼女の言う通りであろう。
本作以前に「アクション・サスペンス・ミステリー・コメディ」をバランス良く詰め込んだ「大人向け冒険叙事詩」な映画は存在していないのだ!
(ミステリーは推理のみならず神秘って意味含めてね)
近い作品と言えば「007シリーズ」と「スターウォーズ」であろう。
しかし、見比べて欲しい。
当時の007&スターウォーズと、この「レイダース失われたアーク」を!
ハラハラ・ドキドキ・ワクワク・痛快・爽快などの点において興奮と笑いの度合いが違うはずだ。
何故か?
それはルーカスが「観客は『物語』よりも『ジェットコースターに乗る事』に関心がある」と看破し、それを作品作りにおいて意識しているからだ。
その為、最初にトート役としてオファーを受けたクラウス・キンスキーは脚本の稚拙さを理由に断っている。それもわからなくはない。
(「ジェットコースタームービー」=「ローラーコースタームービー」という言葉が生まれたのは本作に対するルーカスのインタビューからである。
本作こそが正真正銘「ジェットコースタームービー」の元祖なのだ。)
本作以前のアクション大作と言うと「駅馬車」(ジョン・ウェイン&ジョン・フォード)や「隠し砦の三悪人」(三船敏郎&黒澤明)などの西部劇・時代劇まで遡ってしまうのだ。
そして本作以降、キャスリーン・ケネディ(と、フランク・マーシャル。キャスリーンはフランクマーシャルの奥さんです)がプロデュースしたラインナップを見れば
「バックトゥザフューチャー」
「グレムリン」「グーニーズ」「アメリカ物語」「ヤングシャーロック」「ロジャーラビット」「ジュラシックパーク」
などなど
「ジェットコースターに乗る事と同じ」部分を刺激される作品が生み出されていく。
ルーカス、スピルバーグ、ゼメキスに限らず80年代の名作映画達はみな「遊園地的な魅力」を内包している。
こう考えると、本作こそがまさに「映画創世記」から「現代映画」への転換点たる分水嶺だった!という事が分かるであろう。
映画史におけるこの貴重なる価値は、星10をつけたってまだ足りないと思う。
物語を牽引する「インディアナ・ジョーンズ」という魅力的な人物の造形は
ジェームス・ボンドをベースにクリント・イーストウッドと三船敏郎のイメージを重ねて生み出された。
ルーカスとスピルバーグが少年期に夢中になった数々の1930年代冒険活劇ヒーロー達への(数多いB級作品みなひっくるめて)オマージュなのだ。
生まれながらにして「理想的な冒険者」を体現するインディは決して超人的な戦闘能力を有するスーパーマンではない。
どこの学校にも1人はいそうな
「頭が良くて、腕っぷしも強くて、正義感は強く真面目なところもあるけれど、カチコチの校則なんかにゃ従わない少々ヤンチャで魅力的な男の子」だ。
この役がハリソン・フォードに決まった事は本当に本当に良かったと思う。
いつだって「チャーチャ・チャ・チャー♪チャーチャ・チャー♪」というテーマ音楽を聴けば心が躍る。
何度観ても面白い。
映画史に燦然と輝く名作がまた一つ誕生したのだ。
※余談
今回、初めて息子が告白するには
「小さい頃、初めて観た時、インディが『目をつぶれ!』って言うから素直にずーっと目を瞑ってて、クライマックスに何が起こったのか知らなかったんだよねー。でも結構怖いから見なくて良かったと思ったけど」とのこと。
そうだったのかー、息子よー!(笑)
幼き日の姿が瞼に浮かび、微笑ましさと共に心温まる母でありましたw
テーマ曲を聴くだけで心踊る
監督は『激突!』『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』『マイノリティ・リポート』『ターミナル』『ウエスト・サイド・ストーリー(2021年)』のスティーブン・スピルバーグ
脚本は『スターウォーズ 帝国の逆襲』『スターウォーズ ジェダイの帰還』『ボディーガード』『スターウォーズ フォースの覚醒』のローレンス・カスダン
冒険活劇の最高傑作
1981年公開作品を考慮すれば文句のつけようがない
素晴らしいの一言
VFXはなんじゃらほいの時代にこれだけの作品を作り上げたハリウッドに脱帽
ハリソンフォードは当時38歳くらいだろう
若い
『行け!南国アイスホッケー部』でもパロディー化された不朽の名作
あっちの方は育ちの良い健全な女子には全くおすすめできない
しかしこっちは全ての映画好きに観てほしい作品
ただ見てはいけない理由に関してはあっちの方がわかりやすい
聖櫃に関してはユダヤ人やクリスチャンじゃないといまひとつピンとこない
なぜか1936年
考古学者インディー・ジョーンズ教授の講義を受ける大学生は全て白人
そういう時代
宝探しを巡ってナチスと争う
多少主人公がアウトローでも敵がナチスなら正義になる欧米的思想
タイトルはなぜかレイダース
インディージョーンズではない
スターウォーズだってタイトルが変更されたのだからそろそろ『インディージョーンズ 失われたアーク』にするべきでないか
レイダースでは侵入者たちで主人公サイドも敵サイドもトレジャーハンターなんだからたしかにそうだがシリーズ化されてからは違和感がハンパない
久々の再会なのにいきなりヒロインに殴られる主人公
『トータルリコール』でも似たような場面を観たような気がする
強い女性とはそういうことではないだろう
焼け死んだと思われたヒロインは生きていた
しかし小猿は毒を喰らい死んだ
コメディーリリーフ的役割が期待できた猿が早々と退場してしまった
僕的にはこの作品の大失策といえる
アークによって敵が滅びる名シーンは何度見てもゾクゾクする
改めて言うが1981年の作品である
映画作りの情熱とアイディア、そして夢を込めた傑作として今に残る。
まずパラマウントのロゴからオーバーラップ、実写に乗り替わると、ロゴと同じ形の山に変わるファーストカットのセンスの良さには驚いた。スピルバーグとルーカスは、ハワイで自分達の作りたい映画の夢を語り合い、このインディ・ジョーンズの構想を固めた。会議室ではなく、作りたい映画の「夢」から始めたことは大きかった。公開から40年以上経った今見ると全体のスピード感こそ乏しいが、逆にあの手この手で観客を楽しませようとする演出効果に古さは感じられない。
随所に見える「情熱とアイディア」
光と影と構図。そして楽しんで作る事。
スピルバーグの優秀なところは上記に長けているところ。
ルーカスの長けているところは冷静に構築できるところ。
大切なのは遊びながらも真剣に取り組んだ映画だということ。
映画のコンセプトは秀逸で、真似をしても才能は越えられない。
この二人の築き上げたジョーンズ博士は、地の果てに行き、知識を積み重ね、悪を恐れず、宝の確保と保護に最善を尽くす。しかしスーパーヒーローではなく、弱さを含めた人間を描いている。鑑賞後はジョーンズ博士と同じ冒険をした気分になり、同時にジョン・ウィリアムズの作ったテーマ曲を口ずさんでいる。いつの間にかスピルバーグとルーカスの引いたレールの上に自分が乗っていることに気が付く。
ハリソン・フォードはこの作品で単独の地位に着いた。また後のジュラシック・パークのフォントは、インディ…のオープニング・タイトルとクレジットの雰囲気と同じ。因みに映画制作の40年ほど前、世界では大きな戦争が始まっていた。
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