劇場公開日 1979年7月7日

ラスト・シューティストのレビュー・感想・評価

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4.0遺作です

2023年8月6日
PCから投稿

映画史に輝くスーパースターの遺作です。
さすがに老いは隠せませんが、脇も豪華に固めて有終の美。
敬意を表して4点

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越後屋

3.0ジョン・ウェインの遺作

2021年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 どんなに嫌いな悪党でも死ぬ際には敬意を払わねばならない。このドラマと同じようにジョン・ウェインは好きじゃない。遺作となれば格別の思いで見てしまう。

 死は個人的なものだと主張するブックスだが、自分が殺した死者に対しては敬意を払っていません。「罪の無い人間は殺していない」という言葉も、正義のように聞こえるが、所詮は殺した者の勝手な価値判断だ。まして舞台は20世紀になったばかりで、現代にも通ずるような時代背景。特に宿屋の息子ギロム(ロン・ハワード)に銃を教えている光景は、銃社会を正当化したアメリカ・ナショナリズムに他ならない。

 西部劇という映画ジャンルそのものが行き場を失いつつある70年代において、最後のガンマンとして潔く死ぬことがこの映画の最大のテーマ。死を覚悟して酒場に向かうブックスと、彼を撃ちたい3人の男のコントラストが面白い。そして銃を投げ捨てるギロムのおかげで後味は悪くならないのがよかった。

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kossy

4.0文字通りミスターアメリカのラスト

2016年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

興奮

古きよきアメリカのスター、ジョン・ウェインの最後の作品のタイトルがラストシューティストって日本語タイトルつけた人のセンスに感服する。
原題はザ・シューティスト。それもわかる。奥ゆかしいタイトルだと思った。
ジョン・ウェインという人がどんな人物だったのか、この映画を見ればなんとなくわかる。
実に魅力的なラスト。素晴らしい幕引き。何度でも見たい作品。
最初に見たのは80年代の半ばくらいのように思う。

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lotis1040