やさしい女

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やさしい女

解説

ドストエフスキーの短編小説を翻案し、舞台をロシアから製作当時のパリに置き換えて映画化。ロベール・ブレッソン監督にとって初のカラー作品となった。自殺してしまった若い妻の死体を前に、夫は2年間の夫婦生活を振り返り、妻の不可解な自殺の原因を探ろうとする。その物語を通し、夫婦とは、人を愛するとは何かを問いかける。15歳で年上の男性と結婚するも、数カ月で離婚したという経歴をもつ、当時17歳のドミニク・サンダが主演し、銀幕デビューを飾った。日本では1986年に公開されて以来、ソフト化されていなかった幻の作品だったが、2015年4月にデジタルリマスター版が公開された。2021年にもリバイバル公開。

1969年製作/89分/フランス
原題:Une femme douce
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2021年11月12日

その他の公開日:1986年3月29日(日本初公開)、2015年4月4日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0陰気

2022年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

鬱なゲージュツ作品。ドミニクサンダの美しい無表情とおっぱいを愛でるのには良い映画だったけど、とにかく登場人物がみな無表情でまるでアンドロイドみたい。もちろん大げさな感情表現とか身ぶりとか要らないけど本作は逆方向に極端で、かえってリアリティー無いし、すごいあざとさだけ感じる。巨匠の映画ということらしいけど、あんまりセンス感じない。

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Makoto Yoshida

3.0ドミニク・サンダに魅せられる

2021年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ちょっと、良く解らなかったです。
でも、面白くないとか、解らなすぎて不快に感じるということはなく、
淡々としたストーリーを淡々と観ている。

ただ、ドミニク・サンダの魅力のなせる業なのか、終始目が離せない。
バスタブとテレビの間を、ピョンピョンと跳ねながら歩く仕草が、猛烈に可愛い。
若さゆえの奔放さと柔順さと、まだまだ完成されていない魅力的な女の子、
結婚するのが早すぎたのね。
なんにせよ、男の器の小ささに呆れる。

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hkr21

3.0鳥籠のなかで窒息死してゆく若妻。ブレッソンの技法とテーマが噛みあったディスコミュニケーションの悲劇。

2021年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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じゃい

4.5浮遊する羽織=女の精神の解放

2021年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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imymay
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