ミッション・トゥ・マーズ

近未来SF映画。もう時代に追い越されつつあるが、まだ人類は火星に到達できていない。この時代には無かったものが発明されていて、古臭い印象は仕方ないだろう。

未来の車として、その時代に希少生産された日本車がしれっと登場していたのは笑ってしまいました。

今見ると、トンデモ映画にしか見えないでしょう。火星にエイリアンがいて、突然襲い掛かってくるみたいな内容は、いくらなんでもウソ過ぎます。デパルマの黒歴史でしょう。

SFでお決まりのバカや裏切り者が出てきて、なんでそうする？みたいな「ねーわ」って言う冷める展開のない、優秀な登場人物が常に最良の選択をしていき話が進みます。
もう50年近く古い映画なのに技術面もそんなに古さを感じないです。
扱う内容のボリュームが大きく作品の限られた時間内での人物の掘り下げ具合が厳しく主人公ジムへの感情移入が少ない人が多いんでは無いかなぁ、、、そこがちょっと残念。
良作でしたが見終わった後の感動は少なかったです。

前半の仲間を助けに行くまでは若干シリアスよりだが、
後半怒涛の古典ギャグ路線にベッタベタの宇宙人が地球人類を作りましたって
何年前のネタやねん。
宇宙人が泣き、宇宙人とおてて繋いで輪を作ったときに失笑してしまった。
80年代であれば評価されたものを2000年に作成して何がしたかったのか。
人におススメすることは憚られるそんな映画です。

前半はよかった。話はともかく宇宙における様々な活動のリアリティがすごい。
本当に妥協なくよく調べてると思ったのは2001年とこれの前半だけ。
後半が、後半が～
前半に3点です。