Fracture

解説

頭脳明晰な殺人未遂犯に翻弄される若き検事の闘いを、アンソニー・ホプキンス&ライアン・ゴズリング共演で描いたサスペンス。将来を有望視されている若手検事ウィリーは、妻を銃撃した容疑で逮捕された男性テッドの事件を担当することに。自供も凶器も揃っていることからテッドの有罪は確実と思われ、軽い気持ちで裁判にのぞむウィリーだったが、自らを弁護するテッドに全ての証拠を覆されてしまい……。

2007年製作/アメリカ
原題:Fracture

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映画レビュー

4.5ちょっと期待外れだった。

2021年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ちょっと面白そうだから見て見ることにしたが、思ったほど興味深くなかった。これは、はっきり言っ
て、テッド(アンソニーホプキンス)の一人芝居のようで、最初から最後まで彼の凄みに圧倒されて、映画が終わった。薄気味悪かったが、勧善懲悪で終わったことが救いだった。頭が良ければ、良いほど、悪賢くなり、法律もその盲点をつくという悪賢い役を自でやったという感じがした。それに、人間観察も細かく悪賢くすることにより、その観察力を犯罪にいかすことができるようになっている。テッドは自分を弁護する。テッドが明らかに妻を殺したと分かっていても、それを、ウィリー検事や警察はなかなか証明できない。
テッドが弁護士役する(pro se)のはいいんだが、相手の検事役が、いまいち冴えない。一般論で申し訳ないが、検事、弁護士はかなりきれて弁がたつので、ウィリーになにか光るものがなかったのが残念だ。

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