スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする

劇場公開日:

解説

20数年に渡り精神病院に入院していた男が退院、少年時代を過ごした町に帰郷する。その日から、彼の脳裏に少年時代の記憶が少しずつ甦ってくる。「そうだ、僕の愛する母は、父とその愛人に殺されたのだ……」。「グロテスク」などで知られる英国のカルト作家パトリック・マグラアの同名小説(ハヤカワepi文庫)を、「裸のランチ」「クラッシュ」とカルト小説の映画化に挑戦してきたクローネンバーグ監督が映画化。

2002年製作/98分/フランス・カナダ・イギリス合作
原題:Spider
配給:ブエナビスタ
劇場公開日:2003年3月29日

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映画評論

映画レビュー

3.5性の物々しさ

2014年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

なんちゅう映画を撮るんだ、クローネンバーグってば。こんな恐ろしくて、救いのない話ってないよ、実際。そこまでしてこの題材で撮りたいと思ったクローネンバーグの異様さを感じましたです。
そう、確かにこの「異様さ」なんだな、クローネンバーグの特徴は、って、今書いていて思いました。『ヒストリー・オブ・バイオレンス』も『イースタン・プロミス』も、明らかに異様さが漂っていたと思い返しました。
私って単純なのか、映画を観ながら先のストーリーが分かっちゃうっていう経験はあまりないのですが、なぜか今回は分かっちゃいました。というか、予想が当たってしまいました。その辺り、衝撃度も薄らいでしまいましたので、この点数ということで。

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チャーリー
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