戦国自衛隊1549

劇場公開日:

解説

79年の大ヒット作「戦国自衛隊」を原案に、「亡国のイージス」「ローレライ」の福井晴敏の原作で描くSF戦国アクション。自衛隊の中隊が最新軍事設備と共に戦国時代にタイムスリップ。彼らを救出するためにその時代に向かった元自衛隊員・鹿島は、部隊を率いる的場1佐が自ら織田信長となって天下を支配しようとしていることを知る。監督は「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」の手塚昌明。綾瀬はるか、北村一輝らが共演。

2005年製作/119分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2005年6月11日

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(C)「戦国自衛隊1549」製作委員会

映画レビュー

1.0原作半村良

2024年3月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

通りでいいのに、前作もヒットはしたが原作いじり過ぎ、兵器の運用めちゃくちゃ。

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多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

2.0はっきり言ってしまえば、原作者:福井氏の人気と自衛隊全面協力のリアルさだけが売り物の映画。戦車やヘリがリアルな割に設定がしょぼいし・・・

2023年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 「調べたら、七兵衛は間違いなく1547年の人間だとわかりました」「的場一佐は1547年の戦国時代に行ってる」等々。どうして知ってるんだろうと疑問に思いつつも、北村一輝の演技に騙されてストーリーに見入ってしまった。しかし、彼がただの歴史オタクの狂人だということも考えられるのである(実際事件が起こったら、間違いなくコチラ)。タイムスリップしたという事実も演習場に穴が開いただけですし、タイムパラドクスものの良質作品を観た直後なだけにがっかりしてしまいました。

 それでも意外な展開も用意してあり、日本史好きで戦国の武将の幼名や家臣の名を知ってる方ならば十分に楽しめるのかもしれない。そして北村一輝、伊武雅刀、鹿賀丈史がいい演技してますので、これだけでも満足といったところでしょう。伊武はお茶目な斉藤道三だし、鹿賀は織田・的場の心理を把握しきれてないし、北村は我が道を突き進んでいるし・・・

 全体的には、強い平成日本を築きあげたいと願う思想をどう取り扱うかが評価の分かれ目になるのかもしれない。戦国時代で織田信長となって歴史をやり直そうとする的場と、歴史を変えずに平和な日本を守ろうとする鹿島。役者の演技力のバランスから見ても、今の世の中の潮流を考えてみても、平等というよりは、「強い日本」がいいと思わせる意図が見え隠れする。原作は未読だが、映画そのものは福井氏の思惑とはずれてしまっているのではないかと想像できます。

 オリジナルの『戦国自衛隊』が公開されていた頃は、自衛隊の存在そのものが違憲裁判などの背景もあり、SFや人間ドラマに主眼を置くことによってかなり配慮されていたと記憶しています。今回はむしろ自衛隊PR映画になるのではないかと危惧されたけど、ラストシーンにてやはりそれが証明されました。気をつかいすぎだよ・・・

 北村一輝の生首がケタケタ笑うシーンでもあれば4点くらいになったかもしれない・・・

【2005年6月映画館にて】

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kossy

2.5『戦国自衛隊』×『戦国自衛隊1549』で、BESTな『戦国自衛隊』に…?

2021年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

単純

興奮

当時の角川映画の破天荒さをまさに象徴するような、今尚人気を誇る1979年の大作『戦国自衛隊』。
半村良の原作小説のアイデアを元に、福井晴敏が全く新しいストーリーを書き上げてリメイクした2005年の作品。

死亡したと思われた陸上自衛隊の的場一佐以下小隊。しかし真相は、ある極秘実験に参加中、事故が発生。それにより、彼らは戦国時代にタイムスリップしてしまったのだ…!
再び準備や条件が整い、的場の元部下の鹿島にも協力が要請させられ、戦国時代へタイムスリップする救出ミッションに向かう…!

オリジナルを見たのはもうかなり前。それでも、破天荒さやインパクトだけは覚えていた。(尚、本作を見るのも劇場で観て以来久し振り)
詳細はほとんど忘れたが、変更点は何となく。
前作はタイムスリップした小隊の戦国サバイバルだったのに対し、本作は救出ミッションがメイン。
戦国時代、調達ナシでも動いていた前作の近代兵器。今回はちゃんと調達方法あり。(でも、都合よく原油出るんかいな…?)
現代に戻れるまでのタイムリミット。
あの戦国武将らも若き意外な形で!
遂に再会を果たした的場。が、その的場は…。
ベストセラー作家・福井晴敏ならではの新解釈。

監督はゴジラ2000(ミレニアム)シリーズの手塚昌明。
同シリーズよろしく、自衛隊全面協力。本作でもこの監督のミリタリー気質が大爆発。
本物の自衛隊、CG、さらに壮大なオープン・セットが造られ、クライマックスは迫力と見応えあるアクション・シーン…いや、合戦シーンが設けられた。
キャストでは、鹿賀丈史と北村一輝が存在感あり。
特に、北村一輝は儲け役。
文句ナシのエンタメ作!…と、言いたかったのだが…。

確かに最高の素材を揃えている。
でも、どう言ったらいいか…。
例えば、最高級レストランの具材で我々が料理を作ったら、平凡な料理しか作れなかった、そんな感じ。
まず、演出がチープ。ミリタリーの作風はカッコいいんだけど、それ以外のドラマ部分はステレオタイプなんだよなぁ…。特撮畑出身の監督が皆必ず通る道。手塚サンも頑張って!
鹿賀、北村以外のキャストの演技が褒められたもんじゃない。主役の江口洋介は“熱い男”の一本調子。中尾明慶のド下手さにドン引き…。
的場のやろうとしている計画が酷すぎて、まるで漫画の悪役。それに対し、熱く正論を叩き付ける鹿島も漫画のヒーロー。
勧善懲悪、本当に漫画の世界。ちょいと説教臭さも。
荒唐無稽だったオリジナルにリアリティーを付け足したのはいいものの、部分的には漫画みたいだったり。何かちぐはぐな印象。
突き抜けた面白さはオリジナルの方がやはり上だった。

その両者が巧く合わされば、最高の『戦国自衛隊』になるんじゃないかと思うのだが…、
どうだろう??

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近大

3.0劇場公開時に見て以来15年ぶりにみた。 以前見た時は、前作の印象か...

2021年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

劇場公開時に見て以来15年ぶりにみた。

以前見た時は、前作の印象から余りよく思わなかった。
が今回見直して見ると、
これはこれでよく出来ているのではないか?
という印象に変わった。

前作と比べずに見た方がいいのでは無いか。

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カネナカ
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